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2008年6月アーカイブ

080614_2.jpg 6月14日(土)の午前、文京シビックホールの会議室にて報告会「カンボジアの児童労働と教育」を開催しました。カンボジア事務所から帰国中のスタッフ2名(甲斐田、近藤)と、2008年3月にシーライツの主催するカンボジア・スタディツアーに参加された4名の方々(幸田、高橋、岩崎、渡辺)がカンボジアの子どもの現状について報告し、33名の参加者が熱心に耳を傾けていました。

<感想アンケートより>

◇カンボジアの子どもたちや社会の様子を知ることができ、よかったです。単にお金や物を送る等の活動でなく、現地の様子や問題点をきちんと把握して適切な援助をしようという姿勢に共感しました。やはり、時間はかかるかもしれませんが村の人々や親を意識改革していく必要性を強く感じました。子どもの人権を守ることは本当に大切です。(中略)私にできることをできる範囲で関わらせていただきたいと思っています。(女性)

080618_1.jpg◇ツアーでの行動、活動が良くまとまっておりわかりやすかった。また、発表して下さった3人の方の、出席者へ自分たちが見てきたこと感じたことを必死に伝えようとする姿が印象的でした。(男性)

◇スタディツアーの参加者の方々の感想が大変真摯で私にとっても新鮮で心に響いた。スタディツアーの重要さ、必要性も大変感じた。(女性)


 ツアーに参加された方々の感想は、カンボジアだよりからも見ることができます。ぜひご覧ください。(カンボジアだよりはこちら)

 また、次回カンボジア・スタディツアーを8月26日~9月2日に開催します。百聞は一見にしかず。ツアーへの参加もぜひご検討ください!(ツアーの詳細はこちら)

●○大阪事務所だより6月18日号○●

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梅雨入りにもかかわらずしばらく好天が続いていますね。

 

6月15日に開催された

子どもの権利条約普及連続講座第一回 

「わたしが学校に行かずに働くわけ」

~カンボジアの子どもたち~

2名の方に新しくボランティアとして加わっていただけたのをはじめ、20名近くの方に参加していただくことができました。

 

ご参加いただきありがとうございます。

 

また、何名かの方に「申込が講座直前になってしまったが大丈夫か」という

お問い合わせをいただきましたが、

事務所の開所が毎週水曜日の13時~18時のため、

迅速な対応ができずに参加を見送られた方がいらっしゃり、

大変残念に思っています。

 

人数の把握や準備の為に参加前には申込をお願いしていますが、

当日の飛び入り参加もほとんどの場合大丈夫ですので、

一人でも多くの方の参加をお待ちしています。

 

大阪事務所だよりでは、615日の講座に関連して

 
1.    カンボジアってどんな国?
 
2.    カンボジアの現状はどうなってるの?
 
.    子どもの権利条約ってなーに?
3部に分けて配信していきます。

今回は、1のカンボジアとはどんな国なのかについて、私、緑門から書かせていただきます。

 

普段日本で生活している中で、カンボジアについて耳にする機会って少ないですよね。

 

カンボジアは、正式名称をカンボジア王国(Kingdom of Cambodia)といい、

インドシナ半島の中でタイの東・ラオスの南・ベトナムの西に位置します。

 

カンボジア国旗.gif

 

カンボジア位置.gif

 出展: 外務省ホームページ  http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/cambodia/index.html

 

 

国の中心にはメコン川が流れ、古くから農業が発展してきました。

 

1970年代からの22年間は、政府の経済政策の失敗やクーデター、隣国ベトナム戦争の影響を受け、カンボジアでは戦乱の時代が続きます。

 

特に1975年から1979年にかけてのポル・ポト政権(クメール・ルージュ政権)下では

政府が急激な共産主義の政策を打ち出し、カンボジアの伝統的社会制度は崩壊してしまいます。

 

政策に従わないものは拷問を受け、処刑されました。

その数は、1700万人に上ると言われています。

 

カンボジアの人口ピラミッドを見てみると、不自然に人口の少ない年代があることがわかりますね。

ポル・ポト政権の落とした暗い影が、今でもはっきりと見て取れます。

 

カンボジアの人口ピラミッド.JPG 

出展:(財)統計情報研究開発センター発行「ESTRELA」平成18 年9 月号掲載 カンボジアの人口ピラミッド 総務省統計研修所研究官室 西文 彦1998年

 

1991年にパリ和平協定が結ばれ、翌年には国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)が活動を開始しました。

 

20年以上に渡る混乱の後、カンボジアは立ち直ろうとしています。

 

次号のブログでは、カンボジアが現在どのような状況にあるのか。

特に働く子どもたちの視点からお伝えしようと思います。
お楽しみに!

*次回イベント予告*

7月11日(金)には、子どもの権利条約普及連続講座第二回として『エイズと薬物の被害を受けるカンボジアと世界の子どもたち~どうしたら子どもの権利を守れるか~』が開催されます。
新著『子どもに寄り添う カンボジア・薬物・エイズ、人身売買との闘い』を出版されたばかりのジャーナリスト、工藤律子さん(ストリートチルドレンを考える会共同代表)から、取材したエイズや薬物の被害に遭っているカンボジアの子どもたちについて、他国と比較しながらお話していただきます。
その後、甲斐田万智子(シーライツ代表理事)と藤井浩子(シーライツ副代表理事)が子どもの権利についてお話しします。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.c-rights.org/2008/06/711.html

*次号ブログ予告*

来週水曜日は6月15日の講座の内容により近づき、
カンボジアの現状を子どもに焦点を当ててお届けします。
お楽しみに!

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大阪事務所ではイベントやブログに関する皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。
こちらまでお気軽にお寄せください。
毎週水曜日13~17時に開所しています。
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大阪事務所一同
文責:緑門

 2007年度に行った事業の報告第3弾です。今回は、子どもの性的搾取を防止するための学校における子どもの権利教育の推進を評価するワークショップの報告をいたします。

事業名:子どもの権利教育事業の評価ワークショップ
実施期間:2008年3月13日から2008年3月14日
実施場所:カンボジア カンダール州、コンポンチャム州、シエムリアップ州
目標:3つの州の学校で子どもの権利教育を進める上での成果と課題を話し合い、将来に向けて計画を立てる

crf_ws080314.jpg シーライツのパートナー団体の子ども権利基金(以下CRF)は、学校における子どもの権利教育を進めており、その中で子どもたちが自分たちと友達を性的搾取、人身売買から守ることができるようにすることを重視しています。そして、その推進にあたっては、教員養成校と州の教育局がワーキンググループをつくって教員の養成や子どもが参加できる体制づくりをしています。今回、CRFと協働で過去3年間にわたってカンダール州とコンポンチャム州、およびシエムリアップ州で行ってきたその事業を振り返り、今後どのようにこの事業を進めていけばいいかの評価ワークショップを実施しました。それぞれの州から作業部会のリーダーをつとめる州教育事務所の次長などが参加し、教員養成校の校長先生、カンボジア事務所スタッフも含め合計17名が参加しました。

 その結果、ワーキンググループのメンバーとしてかかわっている各州の教育局の職員はそれぞれ成功点や課題を話し合い、共有することができ、さらに子どもたちを守る権利教育を進めていく意義や戦略を見出し、その計画を立てることができました。

 課題としては、子どもの性的搾取を防止する子どもの権利教育を学校でさらに進めていくために、子どもクラブの子どもたちが主体となって子どもの権利を普及していけるようにすることが重要とされました。

 この事業は、大阪聖パウロ教会と東京都から助成を受けたほか、多くの方々からのご寄付により実施することができました。ご支援くださった皆さま、どうもありがとうございました。引き続き、2008年度もどうぞよろしくお願いいたします。


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