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2010年5月アーカイブ

【児童労働反対世界デーキャンペーン2010】イベントのご案内です。
今年も開催!「めっちゃ学校いきたいねんウォークin御堂筋」
~世界の働く子どものためにみんなで歩いてみませんか!?~

毎年6月12日は児童労働反対世界デー

児童労働とは、小さな子どもに無理やりさせる過酷な労働のことです。
今、世界では朝から晩まで働かされ、学校に行くこともできない子どもがたくさんいます。
そんな子どもたちがいること、(子どもを働かせてる企業が存在すること)をアピールし、児童労働をなくしていくために、6月は世界各地で様々なイベントが行われます。

もちろん大阪でもやっちゃいます!
みんなであの御堂筋を歩き、こんな問題があることをいろんな人に広げていきましょう!
たくさんの人の力が集まれば、きっと世界は変えていくことができると思います。

☆児童労働なんて初めて聞いた
☆教育のこととかに興味ある
☆世界の子どものこと知りたい
☆ボランティアとかやってみたいけど、どんなことしたらいいかわからへん
☆最近ちょっと運動不足やから...
☆忙しいけど10分だけでいいなら♪
☆いろんな人とお喋りしたい

そんなあなたもそうでないあなたも大歓迎です!
やっぱりイベントは楽しくないと注目されませんよね?一人でも多くの参加待ってます。
目標は100人!みんなで楽しくわいわいウォークしましょう!

『めっちゃ学校行きたいねん!御堂筋ウォーク2010』

日   時: 2010年6月6日(日)雨天決行
集合: 13時半
ウォーク: 14時~15時半(予定)
集合場所: 西天満若松浜公園 (例年と違っていますのでご注意ください)
ル ー ト: 西天満若松浜公園出発→御堂筋を南下→難波 元町中公園に到着
ゴ ー ル: 元町中公園
解  散: 16時(予定)
対  象: 市民(年齢・性別・国籍など一切問いません)
       子どもの人権、児童労働問題に関心のある人
参加方法: 基本的には、事前に参加申込みをお願いします。
        当日の飛び入り参加も可能。
申込先: めっちゃ学校行きたいねん!御堂筋ウォーク2010係
      clwalk.kansai@gmail.com  FAX: 06-6462-6735
参加費: 無料

協 力: 児童労働ネットワーク(CL-Net)/ URL: http://acejapan.org/cl-net
後  援: 大阪府教育委員会、大阪市、大阪市教育委員会、(社福)大阪ボランティア協会、     
(特活)ACE、(財)アジア・太平洋人権情報センター、(特活)関西NGO協議会、
(特活) 関西国際交流団体協議会、(社団)子ども情報研究センター、 連合大阪

プラサー村に小学校完成!

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プラサー小学校分校

新しい校舎の前で手を振る子どもたちと教師©シーライツ

  こんにちは、筒井です。昨年度、シーライツは特別な事業として学校建設に取り組みました。この事業は、"ぽけっと"のみなさまが、「カンボジアに学校を建設し、現地の子どもたちへより良い教育の機会を提供すること」を目標として集められたご寄付によって始めたもので、シーライツは現地での事前調査から、役所や住民との話し合い、図面の作成、建設会社選び、モニタリングなどのさまざまな調整業務を担当しました。

 

子どもたちが安心して学校へ通えるようになるようご支援ください。

詳しくは、http://www.c-rights.org/join/donation.html

 

*"ぽけっと"のウェブサイトはこちらです。http://www.project-pocket.com/

 

プラサー村の位置.jpg

地図中央にある灰色の太線がカンボジア(左側)とベトナム(右側)の国境。

 

事前調査から贈呈式までのけわしい道のり・・・

事前調査ではスバイリエン州内のベトナムと国境を接している郡の役所を訪ね、担当者とともに実際に現場に足を運びました。その結果、高校1校と小学校1校の2件の新規建設が必要とされていることが分かりましたが、高校建設は近くの別の高校まで距離が遠いため、小学校建設はその地域に小学校が存在しないため、それぞれ建設をサポートしてほしいという要請でした。"ぽけっと"のみなさまと話し合った結果、プラサー小学校分校の建設を決定しました。その理由は、当時、プラサー村では子どもたちはお寺の隅に設けられたスペースで勉強を続けていたからです。

 

シーライツとして学校建設は初めての試みだったため、とまどうこともありましたが、学校の責任者と地元住民と話し合いを続けながら、昨年の9月にはなんとか校舎の図面ができあがり、10月には建設会社を選び、雨季の終わった12月には着工することができました。工事は予定通りに進み、今年の314日にはドナーの"ぽけっと"のみなさまにも現場までお越しいただき、晴れて贈呈式を開催することができました。

 

新しい校舎が子どもたちを守る

カンボジアでは小学校に入学して無事卒業できる子どもはそれほど多くありません。なんらかの理由で学校を途中で辞めてしまいます。ユニセフの『世界子供白書2009』によると、カンボジアでは小学校に入学した子どものうち最終学年まで学校に残れる子どもは約半数とされています。その背景として、家計を支えるために子どもが働かされること(児童労働)が主な理由としてあげられますが、プラサー村のように近くに学校がないような地域では、学校へのアクセスも子どもが通学するうえでの大きな障害となっています。

 

スバイリエン州の人々の多くは農家です。ただでさえ農地がせまく、土地がやせているうえに、灌漑(かんがい)設備が整っていないため、住民は毎年のように起こる旱魃(かんばつ)や洪水の被害を受けています。また、家族が病気になったり食べ物が足りないため土地を売ったり借金したりし、さらにその利子を返すために土地を失ったり借金を重ねたりする悪循環が起こっています。このように農業だけでは食べていけないだけではなく、スバイリエン州では農業以外の仕事をほとんど見つけることができないため、住民は安定した収入を得ることができません。

 

結果的に、子どもが厳しい家計のしわ寄せを受けています。カンボジアでは、子どもが親のために働くのは当然だとされ、家計が苦しいときは特に重要な働き手とみなされています。スバイリエン州は、首都プノンペンよりもベトナム最大の都市ホーチミンに近いためか、ホーチミンが主要な出稼ぎ先となっています。プラサー村はまさにベトナム国境沿いにあり、子どもが出稼ぎに出されるリスクが高い地域です。

 

ホーチミンで、カンボジア人が収入を得るためにとっている方法のひとつが物乞いです。小学校低学年のような小さな子どもにも可能な「仕事」とされ、中には子どもが物乞いで稼ぐ収入に頼っている家庭も見られます。物乞いには、大人の引率者が同行します。引率者は家族や親戚の場合もありますが、同じ村あるいは近くの村からやってくる場合もあります。

 

ホーチミン市内で物乞いをしている間、子どもたちは学校に通えないことはもちろんのこと、さまざまな危険と隣り合わせになります。IOM(国際移住機関)の報告書や私たちが実施した調査から明らかになったことは、子どもたちは引率者からは無理なノルマを与えられ、予定通りお金を集められない場合は殴られたり、遅くまで働かされたりすることもあります。また、路上に寝泊まりするため、心ない人からの暴力やスリなどにも常におびえて過ごさなければなりません。引率者とはぐれてしまった場合には、土地勘がないうえに言葉も通じず、子どもたちはとても危険な状態におかれてしまいます。

 

ベトナムの警察に捕まり、送り返されてくるカンボジア人の約7割が子どもです。IOMが実施した、帰ってきた子どもに対する聞き取り調査によると、学校が家から遠すぎて通えないと答えた子どももいました。学校が家から遠すぎて通えない場合、すでに説明した家計の苦しさと文化的な考え方が合わさって、ホーチミンへの子どもの物乞いがもっと増えてしまう可能性があります。したがって、プラサー村に小学校が建設されることによって、近くの子どもがお寺ではなくきちんとした学校に通えるようになるばかりか、危険な出稼ぎが減ることにつながると考えられます。

 

ついに校舎完成!

事前調査を行ったとき、プラサー村では42名の子どもたちがお寺で学んでいましたが、校舎が新しく建てられたことによって、付近の子どもが学校に集まるようになり、現在のところ子どもの数は45名となっています。新学期が始まれば、さらに子どもの数が増えることが見込まれています。

 

最後に、新しい校舎を使い始めた子どもと教師から声を紹介します。3月の贈呈式では、"ぽけっと"のみなさまの発案で、子どもたちが校舎の壁に絵を自由に描いたり、参加者全員がいっしょに踊ったりしました。そのときの喜びが伝わってくるようですね。

 

子ども

 新しい机に座っているとき、新しい学校ができたんだ!ととても嬉しくなります。お寺よりももっと快適です。教室の中は静かなので、お寺で勉強していたころよりも集中できます。本物の学校にいると、やっと本当の生徒になれたような気がします。学校の裏に行くと、この絵がずっと残ってくれればいいなと思います。みなさんはいつ戻ってくるのですか?またみなさんといっしょに踊りたいです!

 

教師:

 子どもが毎日学校に来るようになって、私も大変嬉しく思います。かさねてお礼申しあげます。ありがとうございました。教室で教えていると、子どもたちが居心地よさそうにしているのがよく分かりますし、子どもたちはとても集中して私の話を聞いています。プラサー村の方々からもお祝いの言葉をいただいて、新しい学校ができたことを誇りに思います。喜ばしいことに、寺院で教えていたころは来ていなかった子どもたちが、新しい学校に通い始めるようになりました。新しい教室や椅子、机が好きだといってくれます。最後になりますが、みなさまのご健康と幸福をお祈りするとともに、今後とも応援してくださいますようお願い申し上げます。

 

東京・文京区で行われるイベントのご案内です。

―――「児童労働の今、そして未来」―――
児童労働反対世界デー・イベント 映画上映会&シンポジウム
2010 年6月12日(土) 13時00分~17時45分
※シーライツも、NGO活動紹介デスクに出展します。
みなさま、ぜひご参加ください!

児童労働者として働く子どもたちは、今、どこで何をしているのだろう。
彼らの未来は、どこへつながっていくのだろう。

6月12日の「児童労働反対世界デー」当日に、児童労働の今を知り、未来を考えるイベントを開催します。
上映する映画は、ケニアで暮らすストリート・チルドレンをテーマにした「チョコラ!」。監督の小林茂さんをお招きし、様々なエピソードを語っていただきます。
シンポジウム「児童労働の今、そして未来」では、世界の児童労働の状況やNGOなどの活動事例を知り、これからを考えていきます。
児童労働をなくすために、できること。あなたの「アクション」の一つとして、ぜひご参加ください。

【日時】2010年6月12日(土)13時00分~17時45分(12時30分開場)
【会場】   文京学院大学 仁愛ホール(東京都文京区向丘1-19-1 )
       会場へのアクセス:東京メトロ南北線「東大前」駅下車(2番出口)徒歩0分
                都営三田線「白山」駅下車(A2出口)徒歩10分
                東京メトロ千代田線「根津」駅下車(1番出口)徒歩10分
       地図:http://stopchildlabour.jp/2010/mainevent.html
【定員】   800名
【参加費】  500円(資料代)
【申込】   6/8(火)までに、下記までお申込みください。(定員に達し次第締切)
 国際協力NGOセンター(JANIC)
 ngorouso@janic.org FAX:03-5292-2912 TEL:03-5292-2911
【プログラム】
12:30 開場
13:00 映画「チョコラ」上映
 スペシャルゲスト・トーク(監督 小林茂氏)
15:20 児童労働の現状報告 長谷川真一
「ILO児童労働グローバル・レポート2010」
15:35 シンポジウム  「児童労働の今、そして未来」
―児童労働撤廃への取り組みとアドボカシーの力―
1) 基調講演 長坂寿久
 「児童労働、CSR、フェアトレード」
 ~児童労働撤廃に向けた企業、労働組合、政府、NGO、
  国連機関、消費者の協働とそれぞれの役割とは?~
2)パネルディスカッション
モデレーター 寺中誠
パネリスト  長坂寿久、小川博、白木朋子、堀内光子
17:30 写真撮影
17:45 閉会

※上映映画『チョコラ!』
ケニアのストリートで生きる子どもたちが過酷な環境を生き抜く姿にぴったりと寄り添い、輝く瞬間をうつしとったドキュメンタリー映画。 (監督 小林茂 /配給 東風/上映時間 94分/2008年)

【共催】  NGO-労働組合国際協働フォーラム 児童労働ネットワーク 国際労働機関(ILO)駐日事務所


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