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2010年8月アーカイブ

『カンボジアで出会った働かされる子どもたち~わたしたちにできること』

カンボジアには、もの乞い、物売りをしながら路上で働く子どもたち、性産業で働かされる子どもたち、家内労働者として他人の家で働かされる子どもたちがいます。
そうした『最悪の形態の児童労働』に従事している子どもたちについて、代表理事の甲斐田万智子が報告します。
そして、子どもたちがこうした児童労働の被害に遭わないようにするために私たちにできることは何なのか、特にカンボジアを旅行したときにどんなアクションが子どもたちを守ることにつながるのか、事例を挙げながらみなさんと一緒に考えたいと思います。
当日、カンボジアに旅行する人向けヒント集のリーフレットを配布します。

■日時:2010年9月24日(金)午後7時~9時

■場所:大阪PLP会館  JR環状線「天満」駅下車5分。地下鉄「扇町」駅下車3分。
〒530-0041 大阪市北区天神橋3-9-27
Tel.06-6351-5860(代) Fax.06-6351-4687
地図はこちら http://plp-kaikan.net/
■参加費:500円(会員300円)

■定員:45名

■申込締切:9月21日(火) ※事前のお申込みがなくても当日参加できます

■申込・連絡先:国際子ども権利センター(シーライツ)東京事務所
HP: http://www.c-rights.org メールはこちらから
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3F
Tel & Fax: 03-5817-3980

新自助グループ結成!

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こんにちは、長島です。シーライツは、ベトナムとの国境に位置するスバイリエン州で現地パートナー団体HCCと共に、子どもの人身売買・児童労働防止プロジェクトを実施しています。ベトナムに隣接したチャントリア郡で、今年度は新たに4つの地域を活動地として選びました。先週、今年結成した収入向上支援家庭からなる自助グループを訪問してきたので、みなさんにご紹介したいと思います。

 

スバリエン州では、特に農閑期に生計手段を求めて多くの人がベトナムや国内の都市部に出稼ぎに行きます。出稼ぎには、仕事を紹介してくれた人からだまされたり、労働搾取・性的搾取の被害にあってしまうという危険がともないます。子どもも親の出稼ぎに同伴したり、家計を助けるために、働きに出されたりすることで教育の機会が奪われ、児童労働や人身売買の被害にあうリスクにさらされています。新しい事業地である4つの地域は、ベトナムに出稼ぎに行き、カンボジアへ送還されてくる子どもの数が多い地域です。

 

それらの被害を防止し、子どもたちが学校に通い続けることができるように、シーライツは、1)子どもの権利、児童労働、人身売買などについての啓発活動、2)貧困家庭への収入向上支援、3)通学支援を実施しています。

 

 

 

DSCN8892.JPGのサムネール画像 

 

©シーライツ

自助グループメンバーとシーライツの会合のようす。

 

今年度は各コミューンに10家庭、計40家庭(合計241人)を新たな収入向上支援の対象家庭として選定しました。支援家庭の選定基準は、1)低収入、2)子ども(特に娘)の数が多い、3)通学中の娘がいる、4)牛を含む家畜がいない(または少ない)、5)家屋の状態が悪いなどです。なぜ娘かというと、カンボジアでは特に娘が家計を助けるという文化的背景があり、学年があがるにつれ、女子の退学率が男子に比べて高くなるからです。

 

対象家庭には、牛や野菜の種が支給され、牛の飼育や農業・野菜栽培に関する研修を実施して収入向上を支援します。対象家庭は、10家庭からなる自助グループを結成し、グループごとに支給されたかんがいポンプを一緒に使い、野菜を栽培し、貯蓄組合も運営します。

 

貯蓄組合は、メンバーから投票で選ばれたグループリーダー、会計係が中心になって運営を行います。グループによって異なりますが、だいたい、各メンバーが毎月5,000リエル(120円程)を貯蓄し、貯まったお金はメンバーが2%の利率で、無担保で借りることができます。対象地域には、マイクロクレジットの銀行がいくつかありますが、そこでお金を借りるためには土地などの担保が必要であり、利率は約3%。返済が遅れた場合の罰金は1日につき8,000リエル位(180円程)とわりと高額です。メンバーは、食べるお米がなくなったとき、家族や家畜が病気になったとき、肥料を買うときなどに、自分たちの貯蓄組合からお金を借りたいと話してくれました。

 

DSCN8900.JPG 

 

©シーライツ

 

自助グループメンバーとHCCスタッフ。赤いシャツを着た女性がグループリーダーです。

 

DSCN8906.JPG 

 

 

©シーライツ

支給された牛と、自助グループの家庭

 

牛は支給するだけでなく、2頭目の子牛が生まれたら、その子牛を母牛と共に返してもらい、1頭目の子牛だけをそのまま飼ってもらいます。牛は耕作の手伝いをして労働力となったり、生まれた子牛を売ることで収入向上につながります。今まで牛を飼ったことがないという自助グループメンバーは、研修で牛の飼育方法を学んだと嬉しそうに話してくれました。

 

DSCN8920.JPG 

 

©シーライツ

 支給された牛と、自助グループの家庭

右の男性がグループリーダーです。

 

さて、これからは化学肥料を使わずに市場で売れる野菜の栽培方法や、堆肥の作り方などの農業研修が始まります。新しい事業地の、2の地域では地下水の水質が悪いため、ポンプは使わず、溜め池の水を野菜栽培に使うそうです。ちなみに生活用水は、雨水をなべなどに溜めて、飲み水や料理に使っています。乾季で雨が降らない時は、ベトナムから水を購入しなければいけないとのこと。

 

DSCN8910.JPG 

 

©シーライツ

この溜め池の水は、汲み上げて洗濯水として使っています。

シーライツもブース出展予定です。人身売買や虐待の被害にあった少女たちが、社会復帰のための職業訓練で作ったカンボジアの万能スカーフ「クロマー」や雑貨・小物などを販売します。ぜひ、お越しください!
詳細は、シーライツ通信臨時号(9月中旬)でお知らせいたします。

MDGs(ミレニアム開発目標)について、楽しみながら知る2日間。
グローバルフェスタJAPAN 2010
(公式HP)http://www.gfjapan.com/index.html

■開催日時:2010年10月2日(土)、3日(日)10:00~17:00

■開催場所:日比谷公園(地図)http://www.gfjapan.com/web/04_access/index.html

■入場料:無料

■内容:「10月6日は国際協力の日」を記念して開催される国内最大級の国際協力のイベントで、1990年より開催されており、今年で20周年を迎えます。楽しくわかりやすい参加型イベントを通して、国際協力を身近に感じてもらうとともに、開発途上国の現状とODAを含む国際協力の必要性や国際協力にあたっての政府、国際機関、NGOの活動を広く理解していただきます。
今年のテーマは「MDGs、それは"私たちの約束"」。「2015年までに世界の貧困を半減する」ことを目標とする「ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成に向け、グローバルフェスタを通して、みんなで一体となって「約束」への第一歩を踏み出します。

■主催:グローバルフェスタJAPAN2010実行委員会

■共済:外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)

■後援(予定): 総務省 ・財務省 ・文部科学省 ・厚生労働省 ・農林水産省 ・経済産業省 ・国土交通省 ・東京都 ・千代田区(社)日本新聞協会 ・NHK ・(社)日本民間放送連盟 ・(財)自治体国際化協会 ・(財)国際開発高等教育機構 ・(社)青年海外協力協会 ・(社)日本経済団体連合会

■参加団体:援助関連政府機関・公益法人、国際機関、大使館、青年海外協力隊関連団体、NGO団体関連、約250団体


■事務局:グローバルフェスタJAPAN 2010実行委員会事務局 [(株)JTBコミュニケーションズ内]
TEL 03-5434-8319 FAX 03-5434-8694 E-mail gfesta10@jtbcom.co.jp


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