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2010年9月アーカイブ

2010年8月24日~8月30日にカンボジアスタディツアーが行われました。
今回は、高校生から社会人まで合計16人が参加しました。

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スタディツアーでは、まずベトナムとの国境のスバイリエン州で小学校と農村を訪問し、子どもたちの人身売買防止活動を視察しました。

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次に、首都プノンペンへ移動し、児童労働や性的搾取・暴力などの被害にあった女性や子どもを支援するNGOを訪問し、どのように子どもを守っていけばいいかという話を聞いたりしました。


最後に、世界遺産アンコール遺跡群と遺跡観光のツーリストでにぎわう町シェムリアップを観光しました。

angkorwat.jpgのサムネール画像

7日間という短い間でしたが、カンボジアを様々な角度から体験でき、多くの人たちと心温まる交流を持つことができました。
また、プノンペンの市場や内戦の悲惨さを伝える博物館、アンコール遺跡群を訪問したことで、カンボジアの生活や歴史、文化についての理解が深まりました。

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「『支援のおかげで学校に通うことができて嬉しい!』と言う子どもたちの笑顔が印象的だった」、「現地のNGOでプロジェクトを遂行するスタッフのプロフェッショナルな仕事ぶりに感動を覚えた」、「日本に戻ったら、シーライツの活動を周りに知らせたいと思います」など、皆さんから「参加してよかった」という感想をいただきました。

次回のスタディツアーは2010年2月を予定しています。詳細が決まり次第ホームページに掲載いたします。お楽しみに!

アムネスティ、人権について厳しく評価

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こんにちは。甲斐田です。カンボジアの子どもの人権状況を考えるとき、カンボジア全体の人権状況が国際的にはどのように評価されているかを知ることも大切だと思います。今回は、アムネスティ・インターナショナルの世界人権報告書に関する記事をボランティアの方が翻訳してくださいましたのでご紹介します。報告書で指摘される立ち退き問題は、プノンペンの貧しい子どもたちに大きな影響を及ぼしてきました。

 

 記事の中に出てくるグループ78地域では、フレンズの職業訓練コースに通う子どもや困難な状況のなかでも自分たちの地域で仲間と一緒に暮らすことに誇りをもっている子どもたちがいました。土地は道路建設以外に、民間企業による、ビジネスセンターまたはマンションの建設に使われるのではないかと言われています。

立ち退きによって子どもたちの属していた共同体が破壊されただけでなく、子どもたちが強制移住させられた場所は、非衛生的な環境でプノンペンからもかなり遠いため、子どもたちは健康に生きる権利、教育を受ける権利、ダンスなど文化的な活動に参加する権利を奪われていました。

 

子どもの権利を守るためには、カンボジア全体の人権状況が改善されるように国際社会がカンボジア政府にはたらきかけることが重要ですが、その一環として日本でもNGOによるネットワーキングによって日本政府への提言活動が必要ではないでしょうか。

 

 

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写真は強制移住に抵抗して家を壊されてもバラックを建てて住み続ける家族©シーライツ

 

 

アムネスティ、人権について厳しく評価

カンボジア・デイリー紙ウィークリーレビュー 201052228

マーク・ウォーリー記者

 

 アムネスティ・インターナショナル(以下、アムネスティ)は、昨日発表された最新の世界人権報告書の中で、カンボジアは「立ち退きや土地の横領に反対する一般市民を抑圧するために、富裕層や有力者による司法制度の悪用が横行している国」と表現している。「アムネスティ・インターナショナル・レポート2010(以下、報告書)」は、2009年中に159か国で起きた人権侵害について報告している。報告書ではカンボジアに関して、権力者が市民の権利を脅かす事例として、強制的な立ち退き、人権保護活動家の訴追、表現の自由の抑圧、法律や制度の未整備、女性や少女に対する暴力の予防措置が機能していないことなどを指摘している。評価されることとしては、クメール・ルージュ裁判におけるドッチことカイング・グエック・イヴの訴追を取り上げ、「クメール・ルージュ時代を生き延びた人びとの悲惨な体験が報われた」と評価している。

 

 一方で、カンボジアにおける人権の現状については、「強制立ち退きは引き続き国中の何千もの家族、多くは貧困層に影響を及ぼして」おり、「居住権を主張する人やジャーナリストに対して、また、その他の批判的な意見に対してなされる一連の法的措置が表現の自由を抑圧している」とアムネスティは概括する。報告書では、政府機関が強制退去を実施するために不当な法的プロセスを用いた事例として、昨年7月のプノンペン市のグループ78地域における強制立ち退きを挙げ、「2009年も前年に続き、富裕層と有力者が刑事裁判制度を悪用して、立ち退きや土地横領と闘う人びとを抑圧した」と記している。アムネスティの記録では、立ち退きに抗議した少なくとも149人の活動家が逮捕されている。

 

 女性のレイプ被害の状況については、「女性や少女に対するレイプは増加し続けており、被害者の年齢が若年化している」と特筆している。 「乏しい法執行能力、法廷での汚職、金銭による示談の日常化などの理由で、レイプ加害者はほとんど罰せられることがない。示談は一般的に司法関係者がまとめ、被害者が刑事上の申し立てを取り下げるという約束がなされる」とする。報告書では、各国の人権への取り組み度合いについてランク付けは行っておらず、各国政府に対する明確な提言もなされていないが、アムネスティのカンボジア調査員ブリティス・エドマン氏は、報告書が行っていることは全く本当だと話した。 

 「カンボジア政府関係者は、商業開発目的の強制立ち退きをやめるべきです。何千という人びとが住まいを奪われています」とエドマン氏はロンドンからの電話で答えた。「来週開催される政府と支援国・NGOの会議では、両者がカンボジアの行政を評価するにあたって、人権を尺度にするべきだと アムネスティは考えています。」

 

 エドマン氏は、女性に対する 暴力の増加は、昨年アムネスティ・カンボジアが注目した最も衝撃的な傾向であると言う。「女性に対する暴力は、カンボジアの人権活動において極めて深刻な問題です」とし、その理由として加害者と被害者間の法廷外の示談件数について触れた。 政府機関をほとんど信用できないので、被害者は示談金を取ることでしか、加害者を罰することができない状況です」。閣僚評議会の報道官パイ・シパン氏は(昨日)、政府は国際機関からの批判的なコメントを「過剰でない限り」歓迎すると話した。

 

 政府は3月、カンボジア初の参加となった国連人権評議会の普遍的定期審査(ジュネーブにて開催)の総括において提示された、91項目にわたる拘束力のない提言を受けて、人権への「取り組みの強化」を表明した。政府が承認した主な提言には、人権に関する国際協定の批准、男女間格差の是正、子どもの権利の向上、表現の自由の確保、立ち退き問題への優先的な取り組みなどが含まれている。

 シパン氏は、政府は新しい法律や公平な司法制度の整備に力を注ぎ、市民の権利を守るために多大な努力を払っていると話す。

「人権が守られるよう、適切で質の高い司法制度を確立する必要があります」とシパン氏は述べる。「新しい法律の制定を通じて、カンボジア全市民の権利は着実に改善しています。我々はこの問題から目を背けず、状況改善に努力する所存です。」

 

 カンボジア弁護士プロジェクト(Cambodian Defenders Project)の代表ソック・サム・オウーン氏は、政府は人権に関する業績をわずかながら向上させていると話す。氏は、政府の取り組みによってより多くの人が自らの人権について意識するようになったことを指摘し、「確かに完璧ではないが、わずかに改善の兆しが見られる」とし、「人権を守る司法制度の構築に政府が一層力を入れることを望んでいる」と述べた。

 

(ニューヨーク翻訳グループ 2010828 日)

【番外編】スバリエン州での一日

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先日、以前カンボジアだよりでご紹介したプラサー小学校に行ってきました。

http://www.c-rights.org/2010/05/post-88.html

 

 

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夏休み中にも関わらず集合してくれた、プラサー小学校の子どもたち。夏休みは8月から9月で、新学期が始まるのは10月からです。

 

 

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休み中は、遊んだり、家のお手伝いをして過ごしているそうです。

 

学校の先生や、村のひとたちが家庭料理とお米から作ったお酒(大量!)をご馳走してくれました。カンボジアの文化では女性はあまりお酒を飲みませんが、「あなたは日本人だから~」とノンストップでお酌が・・・。

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酔っ払いに国境はありません。言葉の壁を越えて飲みニケーション。

 

 

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蛙は干物のような味がして、見た目より美味です!

カンボジア料理は、日本食に似た味付けのものがけっこうありおいしいです。

 

そして、みんなとお別れをして村を去った後に、恐れていた事態が発生しました!夕方降った雨の影響で道がぬかるみ、車が進まなくなってしまいました・・・・。周りは畑以外何もありません。まだ酔いはさめぬまま、暗くなるまで車を押し続けましたが最終的に断念!プラサー小学校の先生にヘルプを求めて連絡すると、村の人たちと共にかけつけてくれました。道が乾くまで車は動かないので、その晩は近くの交番に泊めさせてもらうことに。

そして、その交番でも村の人たちと共に晩酌は続くのでした・・・・。

 

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車が止まった場所。

 

写真の溜池を渡ろうとしたら何と首までの深さ!全身びしょぬれ、ドロドロになりましたが、翌日までお世話をしてくれて、最後まで親切にしてくれた村の人たちに本当に感謝です!!!


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