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7.子どもたちが置かれている現状を充分に知っておく
国際協力活動などを行なう場合に、協力・支援の対象である相手国の子どもたちの状況をよく知り、学び続けていかなければならないことは、だれもが当然だと思うでしょう。けれども、活動に参加してもらう日本の子どもたちの状況については、直接関係ないと考えるためか、あるいはひととおりのことは知っているという思いこみがあるためか、理解を深めようとする努力はあまり行なわれない傾向があるようです。それでは、参加する子どもたちのニーズを充分に把握できなかったり、不用意な発言で子どもを傷つけてしまったりする可能性があります。また、世界の問題と日本の問題がどのようにつながっているかという点について目が向けられず、表面的・一方的な活動になってしまったり、相手国の子どもと深い交流ができなくなったりしてしまうかもしれません。
たとえ国際協力活動であったとしても、日本の子どもたちに参加してもらう以上、日本の子どもたちが置かれている状況についてもよく知り、学び続けていくことが必要です。シーライツ(当時JICRC)のインド・プロジェクトでは、インドの働く子どもから、「日本の子どもたちは何をして働いているのですか」という問いかけを受け、おたがいが置かれている状況を共有してエンパワーしあうことを目指しました。
また、日本の子どもどうしでも、置かれている状況はひとりひとり異なります。とくに、学校に行っている子と不登校の子のあいだで「学校」のとらえ方が大幅に違い、話し合いや活動の場ですれ違いが生じることなどは少なくありません。そのような事態を避けるためにも、参加する子どもどうしがおたがいの置かれている状況を理解し合えるような環境も、用意する必要があるでしょう。
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