組織と理念

保護された少女のインタビュー

アフェシップを襲った事件

権利センターの支援内容

 

        アフェシップの組織と活動        

被害者の保護を重点に活動

 AFESIPは、@子どもや若者の性的搾取の根絶、A被害にあった子どもたちの社会復帰や経済的自立、B人身売買の加害者の処罰を目的に、1996年に設立されたNGOです。代表・創設者であるソマリー・マム氏は、北カンボジアの少数民族の出身です。

1997年に保護センター(定員35人)を設立し、性的搾取、人身売買にあった子どもを救出、職業訓練、医療、心理的支援、社会復帰の支援をおこなっています。これまで、数百人の少女たちが保護され、ケアを受け、経済的自立のための支援を受けてきました。また、地方のコンポンチャム州では、98年12月から16歳未満の女子を対象に農業訓練センターを建設し、農業技術を教えています。保護した少女が働けるような衣料工場も建てました。また、エイズ、人身売買、被害状況の調査したり、買春宿を訪問し、そこで働く女子・女性に衛生の知識やエイズの危険、彼女たちの権利について伝えています。

   アフェシップの理念と目的 〜アフェシップホームページより〜

アフェシップは1996年にカンボジアに設立された政党あるいは宗派に属さない草の根の民間団体です。AFESHIPが活動している背景には、おびただしい数の人々が強制的に性的奴隷とされているという悲惨な状況があります。私たちは、女性や子どもが人身売買され、性的奴隷状態とされることと闘うために、「人間的な意味で適切な発展」(humanly correct development)に力を入れてきました。

 アフェシップは人身売買や性的奴隷状態の犠牲となった人々のケアを行っています。成功基準は、まず第一に、永続的で成功裡なリハビリと地域社会への再統合という長期的目標に沿った被害者重視のアプローチを通して、包括的なケアをすることで、被害者の権利を確保することです。

 「人間的な意味で適切な発展」は、「世界中のいかなる国であっても締結でき、いつ・いかなる場所・平和な状況下にある人にも戦争下の状況にある人にも適用可能な、最も基本的な権利に従うこと」(国連人権B規約(自由権規約):市民的・政治的権利に関する国際規約 第6条生きる権利、第7条拷問の禁止、第8条奴隷の禁止、第11条不当な勾留の禁止)と定義されます。

<私たちの目的と目標>

性的奴隷状態を目的とした女性や子どもの
人身売買と戦うこと
性的奴隷状態から救出された人々を
包括的にケアし、回復させること
職業技術の提供
持続性のある革新的な手法により、財政的独立を通じて、
被害者を地域社会へ再統合すること

またアフェシップは、下記のように性的搾取を目的とした人身売買の原因と、そこから起こりうる結果に対する取り組みもも行っています。

エイズ予防のためのアウトリーチ活動(※)
アドボカシーとキャンペーン活動
女性の問題に関する国内・地域・国際会議への参加                     
※アウトリーチ活動・・・被害者や被害を受けそうな人たちのところに出向いて行う活動(注釈:国際子ども権利センター)

(翻訳協力:米満 愛)