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市民の足、モトドップ(バイクタクシー)
カンボジアでは、繁華街や人の集まるところに、多くのバイクが客待ちをしています。市民の足、バイクタクシーです。カンボジア語ではこれを「モトドップ」と呼びます。「モト」は「モーターバイク」から来ているようです。
このモトドップは、多くの人に愛用されています。自家用車や自分のバイクを持たない人たちはどこに行くのもモトドップ。つまり、外国人観光客の多くも、このモトドップで移動するわけです。つまり、子どもの性的搾取を目的にカンボジアを訪れた外国人も、エイズを恐れて子どもを買おうとするカンボジア人も多くはこのモトドップを利用して、買春宿に行ったり、カラオケバーや路上から少女や少年をゲストハウスに連れ帰ったりするわけです。
チャイルド・セーフ・モトドップの育成にバイクが活躍
フレンズは、街の実態や生の情報を豊富に持っている存在であるこのモトドップドライバーに目をつけました。
フレンズは、まずプノンペンでモトドップの数が多い場所(ゾーン)を8ヶ所選び出し、そこにスタッフを派遣し、トレーニングを受けることを希望するドライバーを集めました。ここでも国際子ども権利センター支援によるバイクの機動力が活かされています。
トレーニングでは、
☆子ども買春者を運んだら、ドライバー自身も罪に問われかねないこと
☆子どもの健全な発育を阻むような環境では、国がダメになってしまうこと
☆そのような環境では、自分の子どもにだって危険が及ぶかもしれないこと
などを、ピクチャーカードを中心に説明します。
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| 子ども買春者は乗車拒否して通報 |
このままでは国がダメになる! |
子ども買春者は乗せない、見逃さない
そして
子ども買春者とその被害者と思われる子どもの組み合わせの客は乗車拒否する
そういった不審な客や危険な目に遭っていると思われる子どもを見かけたら、フレンズに連絡する
などのレクチャーを受け、試験に通ったドライバーは、「チャイルド・セーフ・モトドップ」と認定されます。今回は参加200名中約100名が「チャイルド・セーフ」のロゴ入りシャツと帽子、そして認定証を手にすることができました。今後は彼らに出稼ぎなどについてのトレーニングも受けてもらい、より心強いパートナーになってもらう方針です。
チャイルド・セーフ・モトドップのドライバー(上写真右・一児の父)にインタビュー!
良い顧客・良いビジネス
「good clients good
business(良い顧客 良いビジネス)」これが、チャイルド・セーフ・モトドップのドライバーたちが着るシャツの背中に書かれたキャッチフレーズです。フレンズでは、子ども買春者を泊めるホテルを糾弾したり、子ども買春者を乗せるモトドップを非難したりすることよりも、そうでないホテルやレストラン、モトドップを利用することを多くの人に呼びかけるほうに力を入れています。
このプロジェクトにしても、トレーニングを受けるドライバーを募集し始めた当初は、「乗車拒否などしたら、売り上げに影響してしまう」というもっともな懸念を持つドライバーがたくさんいたということです。これに対してフレンズは、子ども買春者を乗せることで自身もトラブルに巻き込まれる可能性とともに、
多くの良心的な観光客がチャイルド・セーフ・モトドップを利用するようになったら、かえって売上げは上がる、
ということをドライバーに説いたということです。また、情報提供の際の電話代や、危険な状態にあった子どもをフレンズに連れてきたときのガソリン代等は、フレンズが補てんしています。
フレンズではドライバーの写真といつも客待ちしている場所、また趣味なども添えた紹介を英語のホームページ上でしています。モトドップ以外にも、よりよい、より安全で健全なカンボジアの旅を楽しむための情報が多く掲載されています。是非ご覧下さい。
http://www.childrights-cambodia.org/phnom-penh-cambodia-taxi.htm
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