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インド児童労働プロジェクト

重労働をさせられるインドの女の子インドで働く子どもは1億人

 ILO(国際労働機関)の調査によると、14歳以下の働く子どもは2億5千万人。 5歳から14歳の子どもが2億330万人もいるインドでは、そのうち1億人の子どもが働いていると言われています。借金の形に働かされている債務労働、マッチ、花火、ガラスやじゅうたんなど危険な環境で休みなく働かされる労働、路上での靴磨きやくず拾い、親元を離れて住み込む家事労働など子どもちの仕事や環境はさまざまです。

インドの児童労働を解決するのは、「子ども参加」

インドプロジェクトでは会員、ボランティアを中心に97年度よりなぜ子どもたちが働かなければならないのかという原因だけでなく、実際の働く子どもたちの声を聞くことによって、インドの児童労働を学んできました。スタディツアーで訪ね、交流を持ちつづけているインドのNGOから私たちが学んだことは、「子どもの声を聞き、子どもたちが自分たちで問題を解決することを助ける」ことこそがわたしたちおとなができる問題解決の方法だということです。

バタフライズの子ども会議98年度11月にはそのNGOスタッフと働く子どもの組織の代表に来てもらい、日本でシンポジウムや日本の子どもとの交流会、日本のNGOとの意見交流会などを行いました。インドから来た子どもたちは、自ら組織の中で、厳しい状況にありながらも「参加すること」を通して自分の中にある力に気づき、それを発揮している様子がうかがえました。

99年度にも同様に来てもらい、シンポジウムを行いました。

子どもたちに参加の機会を与えるNGO紹介

バタフライズ

1988年にデリーで設立されたNGOで、ストリートチルドレンや働く子どもたちに対する支援活動を行なっています。具体的には、識字教室の開催、貯金プログラム、保健プログラムを通して、子どもが教育の機会を得て健康な生活を送ることができるようにしたり、雇用主からの暴力から保護したりするだけでなく、子ども労働組合、子ども会議、子どもによる壁新聞の活動を支援することによって、子どもが権利主体となって力をつけることも重視しています。

CWC

1985年にバンガロールで正式登録されたNGOで、バンガロール市内のストリートチルドレンや働く子どもだけでなく、農村の働く子ども達に対しても支援活動を行なっています。CWCが子どもたちと共に法案をつくって国会に提出した結果、1986年に児童労働規正法が制定されました。法案づくりのあとには、子どもたちをエンパワー(力づけ)することに力を入れ、特に子どもたちに情報を提供することを重視しています。子どもたちの壁新聞づくりによって生まれた子どものグループ「ビマサンガ」が子どもたちの社会参加のペースとなっている。ビマサンガの子どもたちは、労働中に子どもが犠牲となった事故の調査を行い、政策提言活動を行なったこともあります。また、インド全国から働く子どもたちを招いて大会を開いたり、国境を越えて働く子どもたちのネットワーク活動も行なっています。

都子基金

1989年11月にオウム真理教に殺害された坂本弁護士一家の妻都子さんのご両親が大学時代のお友達に依頼して、 民事裁判で支払われた賠償金の一部で2000年7月に設立されました。わたしたちは「アジアの子どもたちへの支援活動」の一環として最初の寄付先に選ばれCWCとバタフライズにそれぞれ送金しました。

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