■ カンボジアを震撼させた労働組合委員長の逮捕
【解説】
ベトナムとの国境協定合意に際し、合意に批判的な声明を出した人々が相次いで逮捕され、首相が公然と王族の逮捕の可能性を叫び、国際社会へ不介入を要請するカンボジア(2005年11月現在)。逮捕者の一人であるカンボジア自由労働組合委員長のチア・モニー氏は、2004年1月に暗殺された前委員長、チア・ヴィチア氏の弟です。厳しさを増す言論の自由への弾圧ですが、近年でその象徴とも言える事件がチア・ヴィチア氏暗殺事件です。この事件でこれまでには2名の逮捕者が出ており、有罪判決を受けていますが、目撃証言が乏しい、アリバイがあるといった声も挙がっており、不当逮捕という疑念が色濃く残っています。事件発生直後の人々の声、怒り、嘆き、そしてカンボジアの労働者が置かれている状況について当センター共同代表の甲斐田万智子がレポートしています。
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