お知らせ

「子どもを学校に通わせよう」キャンペーンマーチ・1日目

カンボジアだより

2015年10月22日

 

「子どもを学校に通わせよう」キャンペーンマーチ・1日目

いよいよキャンペーンが始まりました!

「子どもを学校に通わせよう」キャンペーンと書かれたプラカード

約200名の子どもたちとタナオコミューンの南西側・約6キロの距離を2時間かけて行進しました!

プーマオン小学校を出発した子どもたち

昨日作ったプラカードを掲げたり、マイクを使って地域の子ども・おとなに「新学期が始まります」「学校に戻って勉強を続けましょう」とメッセージを発信しながら歩きました。

マイクを持ってメッセージを発信するピア・エデュケーター

雨季のタナオコミューンは写真のように、水たまりと泥濘が移動を非常に困難にします。子どもたちはこのような道(雨が降ったあとはもっと酷くなります!)を毎朝毎夕歩いて学校に通います。子どもが「学校に通う」ということは、家と学校の往復だけをとってみても、そう簡単なことではないのです。

水たまりと泥濘

水たまりをさけて行進

「子どもを学校に通わせよう」キャンペーンでは、2日間かけてタナオコミューンの村々を行進しますが、同時にピア・エデュケーターが募金箱を持って沿道の家々を訪ね、貧しい家庭の子どもに新学期に必要な学用品を贈るための募金も集めています。

村人に協力を求めるピア・エデュケーター

「募金に協力してくれてありがとうございます」と笑顔のピア・エデュケーター

本日集まったお金は170000リエル(約42.5ドル)。

みんなで集めた募金額を確認

明日の最終日、100ドルを目指して頑張ります!!

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。