支援者の皆様、　シーライツ（C-Rights）に関心をお寄せくださっている皆様

いつも温かいご支援と応援をありがとうございます。

以前にホームページでお知らせいたしましたとおり、今年初めにシーライツのカンボジアのパートナー団体の不正問題が発覚し、６月に第三者委員会を設置し、調査を依頼しておりました。

11月30日に調査報告書が提出されましたので、その報告書全文を公開いたします。また、これまで理事会で本件について組織としてどう対応していくべきか、二度とこのようなことが起こらないようにするためにどのように組織改革を進めていけばいいか話し合ってまいりました。

そしてこの度、報告書の提言を受けて、シーライツとして今後どのような行動をとるべきかについて、12月16日、文書「現地パートナー団体による不正行為とその調査を踏まえた今後の動きについて」にまとめました。こちらも公開いたします。今後取るべきアクションとしては、次の3点となります。

• 組織体制に見合った事業の縮小
• カンボジア事業の停止
• 意思決定過程の見直しを含むガバナンス改革

支援者の皆様には、多大なご迷惑とご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。また、カンボジア事業に従事したスタッフへの未払いとなっていた報酬はすべて支払いが終わっていますが、未払いが発生してしまったことを大変申し訳なく思っています。そして、何より、今回カンボジア事業の停止によって、英語や子どもの権利を学べなくなり悲しい思いをさせてしまった子どもたちに対して、大きな責任を感じ、つらい気持ちでいっぱいです。

今後は、身の丈にあった事業を丁寧に行なっていくことで、子どものみならず、組織や事業にかかわる人すべてが、いつでも自由に声をあげられる組織運営を行っていきたいと思います。

どうか引き続き、温かい応援・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

国際子ども権利センター（C-Rightsシーライツ）　理事・監事　一同

第三者調査委員会報告書

http://www.c-rights.org/wp-content/uploads/2023/12/houkokushofinal.pdf

「現地パートナー団体による不正行為とその調査を踏まえた今後の動きについて」

http://www.c-rights.org/wp-content/uploads/2023/12/houkokuwoukete.pdf