お知らせ

シーライツ設立25周年記念イベントを振り返って

報告

2018年04月19日

 

昨年、2017年11月18日に東京・広尾にある聖心女子大学・グローバルプラザにて「シーライツ設立25周年記念イベント「子どもがあらゆる暴力から守られる社会を目指して~子どもとともに」を開催しました。事前準備の段階からボランティアさんや交流会実行委員の方々など多くの方の協力もあり、120名ほどの方々にご参加いただき、無事盛況のうちに幕を閉じることができました。

 

このイベントでは、シーライツの新しいビジョン「すべての子どもがあらゆる暴力から守られ、子どもの権利、特に参加の権利を実現していく社会を目指します」をもとに、国内外の「子どもへの暴力」をどうしたらなくしていけるのか、シーライツの25年間の歩みを振り返りながら、イベント参加者、登壇者の方々と共に考えていくことを目指しました。

 

イベントの当日プログラムはこちらからご覧いただけます。

http://www.c-rights.org/news/news3/111825_1.html

 

交流会の最後にみんなでシーライツの「シー」をつくりました!

 

本イベントを振り返り、参加した方々の声をアンケート等からご紹介いたします。(一部抜粋)

 

シンポジウム前後での変化を尋ねたところ

「子どもの権利とは「子どもがわがままに~」ということではないのだなと思いました。」

「国際的(な課題)だけではなく国内の課題もあるとわかった。」

「子どもと向き合うときに「子どもあつかいしない」ということを学びました。」

「現在は会社員として働いているが、企業がどう貢献できるか、一個人として今後どうしていきたいか考えていきたいと改めて思いました。」

という声をいただきました。

 

又、アンケートの感想で特に多かったのが、子ども・若者の発表についてです。

「子どもの声、演奏がとても胸に響きました」

「子どもたちの発言はとても力強く、「子どもは権利を有する力強い存在」ということを再認識させられました。」

など、多くの反響がありました。

 

東京シューレの子どもたちの演奏で会場が一つになりました

 

シーライツを長く見守って下さっている方からは「シーライツで一緒に学んだり活動した仲間に再会でき、お世話になった方々に一度に会えるのは貴重な時間でした」「シーライツが、国内外で子どものライツ・ベース・アプローチを地道に取り組んでこられたのが、ひしひしと伝わってきました」等、あたたかいメッセージをいただきました。

 

本イベントを通じ、子どもに対する暴力について、国際的な取組から、日本そして身近にできることまでを、おとなと子ども共に考える機会をつくることができました。

今回のイベントで得られた学びや交流を通じ、シーライツが目指す「すべての子どもがあらゆる暴力から守られる」社会をさらに目指していきたいと思います。

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。