報告
2016年02月15日
今日は朝早くスバイリエンを出発し、日本がメコン川に掛けた「つばさ橋」を渡りながら首都プノンペンに向かいました。
児童労働や人身売買の問題に取り組んでいるカンボジア現地NGOを訪問しました。
フレンズ・インターナショナルでは、道ばたのストリートチルドレンや性的搾取の危険にある子どもを、近くにいる誰かが通報して保護することができるように、地域のトゥクトゥクのドライバーを始め、ホテルのフロントスタッフのトレーニングや観光客へのトラベラーズガイドの配布によって、子どもを見守る目を社会に根付かせようとしています。
現場で活躍するトゥクトゥクドライバーの3人へのインタビューでは、 参加者の皆さんから
「実際に危険な目にあっている子どもを助けたことはありますか?」
「チャイルドセーフのドライバーの認知度は、どのくらいだと実感していますか?」
と、出発時間ぎりぎりまでたくさんの質問がありました。
午後のアフェシップ・フェア・ファッションでは、人身売買、性的搾取の被害にあった女性たちが作った可愛いブレスレットやお財布などの買い物を楽しみました!
ソーシャルビジネスでもあるシーライツの2つのパートナーNGOの取り組みから、子どもにやさしい社会とは、子どもに働きかけるだけではなく、地域社会の大人たちのエンパワーメントが不可欠であることを学びました。
最後はトゥールスレン博物館へ。
タナオで目の当たりにしたカンボジアの教育、貧困の現状と、カンボジアの歴史を切り離して考えることはできません。
一人ひとりがポーキーさんの話にじっくりと、耳を傾けていました。
あしたはシェムリアップへ移動します。
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