報告
2016年05月14日
月111日(水)に東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラムとシーライツの共同企画「子どもと向き合う人間の安全保障」の第2回目に参加してきました。
今回の講師は早稲田大学の勝間靖先生で、タイトルは「子どもの安全保障論」でした。
セミナーではシエラレオネで大流行したエボラ出血熱の調査の説明からはじまり、伝統的な慣習をもつアフリカなどの地域の人々にどのように安全保障を伝えていくのかスライドを交えて説明を受けました。
またコメンテイターの宮川さんのシエラレオネでのエボラ出血熱のさらなる拡大を防ぐために国連がおこなった活動を聞き、平和活動での相手へのリスペクトの心の大切さ、一方的ではなく相互の理解と信頼が人間の安全保障の実現の一歩なのではと感じました。
さらに質疑応答では様々な質問が勝間先生に寄せられました。シーライツのユースチームメンバーからも「マイノリティーのアイデンティティーは安全保障の観点から保護することはできるのか」など質問をし、さらに考えを深めることができました。
次回は6月15日第3回堀江由美子先生(セーブ・ザ・チルドレン)「子どもの安全保障とビジネス」(18:45-20:30)です。ぜひご参加ください。
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