お知らせ

【報告】6/17・ワークショップ「話そう!広めよう!カンボジアと福島の子どものこと」を開催しました

報告

2012年06月23日

 

 今回のワークショップは、危険で困難な状況に置かれているカンボジアと福島の子どもたちのことをどうすればもっと多くの人に知ってもらえるかを考えよう、という趣旨のイベントでした。参加者は高校生から社会人まで、29名にのぼりました。

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©C-Rights

 まずシーライツの紹介ビデオを観て、その後代表理事の甲斐田万智子よりカンボジアや福島でのシーライツの活動について説明がありました。その後、福島の子どものために神奈川県で保養活動を企画・運営しているフェリス女学院大学の佐久間さんと、福島の子どもの絵が描かれた缶バッジを作って売っている高校生団体、Youth Unitedの寺脇さんから活動報告がありました。

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福島の保養活動を行っている中心メンバー、フェリス女学院大学の佐久間さん©C-Rights

 次に参加者を5つのグループに分け、どうすればカンボジアと福島の子どものこと、彼らを支援する活動のことが多くの人に伝わり、支援の輪が広がるかということについて話し合いました。私のグループでは、被災地の子どもとそうでない地域の子どもの交流を促進していくべきではないかなど、直接子どもたちとふれあうべきといった意見が多く出されました。それぞれのグループで、活発な意見交換がされていました。

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ディスカッションの様子 ©C-Rights

 最後に、参加者一人一人がカンボジアや福島の子どもについて知ってほしいこと、伝えたいことを紙に書き、カメラの前で発表しました。動画も合わせてご覧ください。

http://www.facebook.com/crightstokyo
http://www.facebook.com/machikokaida

 ワークショップ全体を通して、もっともっとカンボジアや福島の子どもたちを支援する必要がある、と強く感じました。子どもは大人と比べてどうしても身体的・精神的・社会的に弱い立場であるので、周囲の助けを必要としています。子どもたちの声にきちんと耳を傾け、彼ら彼女らが元気いっぱいに過ごせる環境をつくっていきたいと思いました。(ボランティア・野尻彩加)

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以下は、参加者からの感想です。

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●こんなに福島のコトを考えている人たち(特に若い人たち)がいて、いろんなアイディアをもってるんだと思うと、とても感動しました。
●カンボジアと福島を一緒にとりあげている企画がよかったと思います。いろんな人に出会えて面白かったです。
●保養に興味があります。夏休みとか忙しいですが、少しでも参加できたらしてみたいです。
●高校生のお話をきけて嬉しかったです。がんばる高校生は頼もしいなと嬉しく思いました。もっと協力していけると思ったのでドキドキしています。
●グループディスカッションが楽しかったです。勉強になりました。

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参加者から寄せられたメッセージをご紹介します(上記動画でご覧いただけます)

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◆高校生にもできること 知る!→伝える!!→活動する!!!
◆カンボジア・福島の子どもの声をしっかり聴く!!現状を多くの人に伝える。
子どもの笑顔は宝物
◆針のおっこちていない所で赤ちゃんを遊ばせたい 放射能の少ない所でちょっとの間でものんびりさせたい

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。