お知らせ

「子どもと向き合う人間の安全保障」連続セミナー第1回「子どもと向き合う人間の安全保障」の報告

報告

2016年05月8日

 

「子どもと向き合う人間の安全保障」連続セミナー
第1回「子どもと向き合う人間の安全保障」の報告

シーライツ・ユースチームYouth For Rightsメンバーの西岡です。

4月27日(水)に、東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラムとシーライツの共同企画「子どもと向き合う人間の安全保障」連続セミナーの第1回目に参加しました!

今回の講師は、シーライツの代表理事の甲斐田さんで、タイトルは「子どもの権利ベース・アプローチの理論と実践」でした。

カンボジアの基本情報と権利ベースアプローチとはどのようなことをいうのか説明された後、シーライツのカンボジアでの活動紹介と子どもの権利ベースアプローチによる、カンボジアの子どもたちの変化や現在のようすについて説明がありました。

質疑応答では、外から来た者が当事者の理解を得て活動を始めるのは難しいと思うがどのように活動するのか?いまの生活を支えるために子どもの労働力が必要だという場合、子どもを学校に通わせるのは現実的に厳しいのでは?
などの質問が挙がりました。

これに対して、甲斐田さんから、
シーライツのカンボジア・プロジェクトでは、カンボジア人のスタッフが積極的に動いていることや、子どもの権利をシーライツからスタッフ・子どもたちへ伝えているだけではなく、子どもたちから子どもたちへ・子どもたちから親へ…と輪が広がっていること
そして、今も大事だけど長期的にみたときにメリットがあるということを伝えている

などの回答がありました。

シーライツの活動について、何度も聞いたことはありますが、カンボジアの最近のようすを写真や動画で見たり聞いたりすることができてよかったです!

Youth For Rights
西岡あゆみ

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。