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【活動報告】『12月13日(日)子ども・若者を対象とする団体で子どもの権利について学ぼう』子どもの権利を守る30の方法 参加者 感想・質問

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2021年10月11日

 

こんにちは!

シーライツインターンの福田利紗です。

 

昨年、甲斐田万智子代表理事が静岡県で活動する大学生を対象に「子どもの権利アプローチ」についてお話をさせていただきました。

勉強会にさきだち、シーライツが編集した著書『世界中の子どもの権利をまもる30の方法』(合同出版)(以下にある、写真の本)を読んでもらい、その感想を発表してもらいました。

それをふまえた勉強会のあとに寄せていただいた感想が素晴らしかったので、学生さんたちの許可を得てシェアさせていただきます。

 

また、当イベントを運営した「ファシリテーション同好会」という学生団体が、当イベントの内容(p9,10)も含んだ冊子を作成したのでよかったらこちらもご覧ください。

当日のイベントの様子がより伝わったら嬉しいです。

大学生が考えた大学生のための ファシリテーションガイド

 

 

 

 

1、本の感想

『12月13日(日)子ども・若者を対象とする団体で子どもの権利について学ぼう』

子どもの権利を守る30の方法 参加者 感想・質問

 

【感想】

・子どもの口から、大切なものとして権利という言葉が出ることにとても衝撃を受けました。日本では人身売買なども少ないため権利の重要性や今の生活のありがたさを実感できる機会はとても少ないです。しかし少し外に目を向けるだけでこれだけの幼い子どもが辛い経験をしているのだと、本を読んで強く実感しました。世界中の子供が幸せに生きることのできる世界になって欲しいと強く思いました。

 

・世界における女児に対する不当な扱いについては知っていたが、結婚持参金の存在には驚いた。子どもの権利条約は「すべての子ども」と規定している以上、このような慣習、生活様式に対しても深くメスを入れていく使命があることがわかった。

 

・「子どもの権利条約」と聞くと、世界中の貧しい子供たちの姿を想像していたが、日本における子供たちの現状や課題に関する内容もたくさんあった。子どもの権利が世界共通の考え方であることを実感した。

 

・すごく身近で見落としている部分に気づいた。例えば東日本大震災でショックを受けた子供たちのこと。あの震災は自分の中ではなんとなく記憶の中で風化していたが、当事者の子供たちにとっては今も消えない大きな傷だとわかった。またLGBTのこと。考えて見れば格率上は確実に出会っているはずなのに、自分の身近には一人もLGBTの知り合いがいない。つまり多くの人がその個性を隠して、もしかしてそれに苦しんで生きているのだと気づいた。

 

・私の所属する「YEC」(若者エンパワメント委員会というサークル)では、若者の余暇活動支援、つまりは若者の社会における権利を守る活動をしているが、「権利」という言葉を使っていても、それはあくまで「平等」を訴えるものだった。しかし今回この著書を読んで、中高生世代の若者を考えるときに、平等だけではなく、それに加えて「子どもの権利」という観点で考えるべきだということを思った。

 

・この本を読んで1番驚いたのは日本でも子供の権利が守られていないということです。題を見て、日本でそんなことないでしょと正直思いましたが、自分の身の回りに起きていたことが多く当てはまってこれが子供の権利になるんだということに驚きました。例えば外国から来た子どもは日本での生活や学校に馴染むことが難しく、また私たちはその対策が十分できていないということや、LGBTの方たちへ向けてしまう偏見の目など、私も一度体験したことのある内容があって人ごとじゃないんだなと感じました。子どもの権利が守られる、子どもたちが自分には守られるべき権利があることを知っている世界を作るには、きっと大きくなくても小さな輪が世界中にたくさんあればいいんだろうなと感じました。

 

・子どもの権利条約については小児看護の講義で学んだことがあったが、ひとつひとつに焦点をあてて考える機会は初めてだったので本を読みながら子どもの権利について色々なことを考えることができた。特に外国にルーツをもつ子どもたちの権利侵害の具体例(タンちゃんの話)に共感を感じた。

 

・先進国であったり憲法の存在だったりで日本は人権の保証をしているようなイメージだったが、実際にはまだまだ子どもの人権保証は発展途上であるのだと感じた。

 

・すごく考えさせられたり、心が苦しくなる話がたくさんありました。私の団体はカンボジアの児童に支援していますが、日本国内も深刻な状況であることに変わりはないと思いました。どこかで「子どもは何もできないから大人が決めるのではなく、子どもも1人の人間として権利を持っているから尊重する必要がある」といったような内容が書かれていて、なぜかハッとさせられました。

 

・世界中で守られていない子どもの権利がたくさんあるのだと思いました。何となく聞いたことがあるが、詳しくは知らないという内容のものが多かったです。ただ単に、こういう権利があるというだけではイメージを持ちにくいので、実例をたくさん知ることができたので良かったです。様々な場面で、子供の権利は粗末にされているのだと思いました。そして、子どもの権利を守ろうという動きの起こりだした時期が思っていたよりも最近だったことに対しても驚きました。

 

・また、SDGsと聞くと環境面での印象が強かったのですが、子どもの権利とも深く関わっているのだと思いました。私はどちらかというと、「企業のSDGsに対する取り組み」という場面でSDGsというものを聞いていました。中には、SDGsとして掲げていることと事業内容が矛盾しているようなものもあったので、正直あまり関心がなかったのですが、この本を読んで、SDGsの考え方がとても大切なのだと思いました。最後に、私は、日本の「男はこうあるべき、女はこうあるべき」という考え方はあまり好きではありません。世界的に見て、日本は権利を守られている方だと思っていたのですが、予想以上に国内でも問題のある事例がたくさんありました。習慣や文化、固定概念などにとらわれずに、一人ひとりが権利について考える必要があると思いました。

 

・子どもの権利条約は自分が思っていた以上にたくさんの種類があって驚きました。問題のなさそうに思っても、実は子どもの権利が守られていない場面は多くあるのではないかと思いました。子どもは周りの大人や環境に影響されやすいので、周りの大人が子どもを守っていくことが大切だと思いました。子どもは自由に自分の意見を表明する権利があるというのが印象に残りました。特に日本は子どもが発言しても、子どもだからや聞いてもらえなかったり、結局は大人が意見を出して決めることが多いように思います。子どもが大人に支配されないように、子どもが大人に対して萎縮し自分の言いたいことが言えない状況にならないように子どもを守っていく必要があると思いました。また、子どもの権利条約を守るためには親だけでなく、多くの人の協力と理解が必要だと思うので多くの人が理解して一緒に子どもを育てていくことが必要だと感じました。

 

・子どもの権利を守るということはこんなに守られておらず大変な事なんだというのを感じた。本を読んでいて一度は遭遇したことのあるシチュエーションが多かった。これって子どもの権利が守られてないことに値するんだ…と発見もあった。さらに途上国だけでなく日本にもまだまだその問題はある。私は日本にも目を向けて、子どもたちと向き合いたいとおもう。本の中では、問題だけでなく、何ができるか考えてみようという項目があることで、問題を他人事として考えるのではなく自分にもできることがあるということを強く感じられた。1歩を踏み出したくなるような本だった。

 

・子どもの権利が改めて見直されるようになるなかで、私たちには何ができるか、どこから見ていけばよいのかということが、様々な国の子どもたちの事例や具体的な内容からわかりました。子どもは保護する対象ではなく、権利を持つ主体であるという記述が、子どもに対する概念を明確にしてくれ、とても印象的でした。

 

・子どもの権利条約で世界を変える(3章)のコルチャック先生の話についてです。前に大学の授業でコルチャック先生の映画を見たことがあったので、それを思い出しました。子どもの権利条約の原案はコルチャック先生の思想が反映されているということで、先人のなかでそういう考えを持ってる人がいたことに感度しました。

発展途上国向けの条約だと思っている人が多いと感じます。私もその1人でした。日本だと差別されていないように感じますが、この本を読んで先進国・途上国関係なく守るべき内容だと再認識しました。

子どもを保護の対象とする考えではなく、子どもを独立した人格と尊厳を持つ権利の主体というところで、子どもを一人一人の個人として大切にされる存在だと改めて感じました。

大人の視点で子どものためにいいことをしているつもりになっているという部分は色んなとこで起こっていることだと思いました。大人が子どものためにやっているつもりでも、それは子どもの視点ではないため、子どもの意見をしっかり聞くことこそが、子どもの人格を尊重するうえで大切だと思いました。

個人通報制度を始めて知りました。日本でもこの制度が実現できれば、多くの子どもたちを救うことができるのではないかと思いました。

義務教育は、子どもが学校に行く義務ではなく、大人が子どもに普通教育を受けさせる義務だと初めて知りました。わたし自身、小学生のときになんとなく学校行きたくなくて、お腹痛いと嘘をついて休ませてもらったときがあります。しかし、嘘がバレて、祖母に「学校は行くことに意味がある」と強く言われ叱られました。そのとき、変な気分になったことを今でも覚えています。しかしこれを読んで、学校に行かない権利もあることを知り、あのときの私がこの権利を知っていたら、祖母に言い返せていたのかなとも思いました。

子どもの権利を保障するためには、大人の支援も絶対必要であるため、「子どもに優しい街にするためにはすべての人にとって優しい街になる」ということに共感しました。

障がい者=いつも手助けが必要だという誤解のところで、障がいがあるからと言って、守られる存在として見てしまうけど、守らなくてもできる部分がたくさんあると思います。

私は子どもと遊ぶアルバイトをしています。ある時、全盲の男の子が来て、どう接していいのかわからなかったときがありました。その時、迷路の遊びをやりたいとその男の子が言っていたのですが、私は危険ばかり意識し「ちょっと待ってね」とはぐらかしてしまいました。でも、実際に一緒になって迷路遊びをやってみたら、ふつうに楽しんでいて、つきっきりで手助けをする必要はなく、障害者=守られるべき存在とだけ見るのは間違いだと気づいた瞬間でした。

男女に関する日本固有の考え方について、ジェンダーについて大学の授業で学びました。今、就活をしていて、将来のことをたくさん考えるのですが、男女平等に関する法律が不十分だと常に感じます。

南アジアでの女の子の存在が重荷として捉えられていることを知って、女性に対する差別が国よって差があることが分かりました。

少年犯罪のところで、少年犯罪をする子=悪い子というイメージが昔あったけれど、犯罪に至るまではさまざまな背景があることを知りました。家庭環境はダイレクトに子どもが感じやすい場所で、大人の家庭環境の支援も大切だと思いました。

 

・子どもの権利が侵害されているのは遠くの国の話だけだと思っていましたが、本を通じて自分自身の権利も侵害されていたことがわかりました。本の構成的にも、最初は世界で子どもの権利が侵害されているで始まっていて、最後には「どんな子どもも「つまずき」から立ち直る権利があります」で終わっていることから、最終的に自分ごととして子どもの権利を考えられる内容だと感じました。

私自身、これまではカンボジアの児童買春問題に取り組む団体に所属しており、ひたすらカンボジアの子どもの権利が侵害されている問題を考えてきた3年間でした。本を読みながら、子どもだった頃の自分を思い出しました。

私は三姉妹の三女なので、お姉ちゃんたちよりもできないことが多く、よく父に怒鳴られたり、暴力振るわれたり、家から出されたり、結構ありました。そのときは、怖かったし、父以外に私の父はいないから、こんなことをされても父を愛するしか分かりませんでした。しかし、今はひどいことをされていたことが分かるし、当時の私が子どもの権利を知っていたら父にどんなことを言えていたのか、父がどんな風に見えていたのか、と考えました。

最近まではそれがトラウマで、父に何話すのもずっと怖かったけど、最近は徐々にトラウマを克服しながら、父と対等に話せるようになりつつあります。でも、まだ怖いです。泣きたくなる時もあります。

でも、こうして父が暴力を振るってしまう背景を想像できるようになったのは、大学に入って勉強して考えられるようになったからです。その背景を考えられない人も当然いるだろうし、家族や父親のことで悩んでいたり、怖がっていたり、それが原因で学校に通えない子どもは全然世界だけでなくて、隣の家、自分の家でさえ起こっていたことだったと気づくことができました。子どもの権利条約は本当に身近な条約であり、誰もが関わる条約で、誰もが知っておくべき条約だと思いました。

 

・私は大学に入り、静岡学生NGOあおい(サークル)でカンボジアの子どもたちに対する児童買春をなくそうという活動に参加して、初めて子どもの権利条約というものを知りました。それから現在まで、団体での活動をしていく中で、子どもの権利条約が軸となる大切なものとして自分のなかに浸透してきたと思います。

私が活動を始めたのは18歳のとき、つまり、子どもの権利条約では子どもとは定義されていない年齢です。子どもの権利について勉強していて日々感じるのは、私の17歳までの人生で、子どもの権利を、自分には権利がある、自分自身が権利の主体なんだということを知ることができていたなら…、ということです。

自分と重ねながら『世界中の子どもの権利をまもる30の方法』を読み進めました。

フリースクールの存在や「不登校の子どもの権利宣言」を見て、子どもには教育を受ける権利がある、でも義務じゃないということを改めて実感しました。遊びの中で学ぶこともある、どこでどのように学ぶかは子どもたち自身が決めていい。でも、実際、日本で義務教育の過程にいる子どもたちがそのように感じるのは本当に難しいことです。私の周りにも、小学生、あるいは幼稚園生でも、家族や周りの人にサポートしてもらいながら、自分がどんな環境で、どのように学ぶかということを自分自身で決めている子どもたちがいますし、フリースクールや私立など選択肢が広がっているのは良いことだと思います。

しかし、日本では、生まれた環境によって子どもが選ぶことができる選択肢は大きく左右されてしまうのが現状です。やはり、公教育の制度や質を向上させていくことが最も重要であると思います。国の方針や、法律、制度を変えていくことは時間がかかるけれどやっていかなければならないことです。カンボジアでの活動で分かったことのひとつでもありますが、この社会で生きる市民である子どもたちやその家族が、自分の権利を行使していくためのサポートと、政府と協力して社会の仕組みをつくり変えていくことの両方が必要であると思います。

本の中では、子どもの権利が侵害されている様々な状況、一方で子どもの権利を守る活動、子どもたち自身が権利を行使していく様子が紹介されています。

読み進めるなかで、自分が子ども時代に置かれてきた環境や、様々な場面が思い出され、その当時の自分が社会に対して感じていた感情は真っ当なものだったと改めて思いました。

あの時、子どもの権利を知ることができていたら…、もっと違う道を選べていたかもしれないと悔やまれることもあります。しかし、私が生きられるのは今だけです。だから、少しでも多くの子どもたちが、自分自身が権利の主体であり、この社会をつくるメンバーの一員であると、自分の言葉や行動には力があるんだと感じられるような活動をしていきたいと強く思います。過去は変えられないけれど、未来は私たち自身の手でつくっていくことができる。今なら、そう思うことができます。

 

【質問】

・世界中の子供たちのために、学生の私たちにできることはなにかありますか?

・甲斐田さんが特に気になっている、コロナ禍の日本における、子供たちを取り巻く状況の変化はなんですか?

・日本とカンボジアなどの国では子どもたちの人権が守られていない差は大きいと感じますか?

・この活動を始めたきっかけは何ですか?

・微力な私たちが学生として子どもたちの権利をまもるためにはどのような行動をおこせばいいのでしょうか?

・この本では子どもに自ら体験したことを話してもらっているシーンがよく書かれていますが、どうやってその子に知り合い、また辛い過去を打ち明けてもらったのですか?

・人身売買と児童労働の話を読んで思い出したのですが、「児童労働が良くないということで、それを一斉に止めたら人身売買が増えてしまった」という事例があると聞いたことがあります。その時に、それらの問題への対処の仕方がとても難しいと感じたのですが、良いアプローチの仕方はあるのでしょうか?

・15番に日本政府は国連・子どもの権利委員会からの提案をなかなか活かそうとしないという記述があったのですが、その理由はあるのでしょうか?

・子どもの権利条約をつくるとき子どもの意見は取り入れたのか、どうやって決めたのですか?

・なぜ児童虐待の件数が増えているのですか?

・子どもの権利を広める活動は具体的にどういった活動をしているのですか?

・子どもの権利が侵害されていると感じた時にどこに言えばいいですか?

・甲斐田さんの目から見て、日本の子どもの権利の侵害はどのように変化してきたと思いますか?

・監修される中で、言葉選びや表現の仕方で、特に気をつけたことはありますか?

 

 

2、勉強会の感想

甲斐田万智子代表理事「子どもの権利アプローチや意義について」講義 参加者感想

 

・甲斐田さんのお話を聞いて、権利は人間が当たり前に持っているもののはずなのに、子どもたちは、権利は欲求してはいけないものだと思ってしまう空気感が、この社会にあると感じました。まず子どもたちが、自身の権利についてしっかり知る機会が与えられていないことが問題だと思います。私自身、甲斐田先生の本を読む中で、「この権利を持っていたんだ」と気づかされることが多々ありました。当時の私が知っていたらどうなっていたんだろうと想像しました。きっと、自分が権利を持っていることを知らずに苦しんでいる子どもたちは、今もたくさんいると思います。だからこそ、子どもたちが意見を言えるような安心できる場をつくることが大切だと思いました。

 

・子どもの権利を守るとはどういうことか、特に権利という概念が浸透していない日本では、子どもたちに対して、大人としてどう対応すればいいのかということを、深く考えさせられました。また、子どもたちの参加する権利が保証されていない今を変えるためには、子どもをエンパワーするだけでなく、大人も考え方などを変えなくてはならないなと思いました。

 

・すごくためになりました、特に甲斐田さんの話は自分のサークルのやってる事とマッチしていたように感じて、非常に勉強になりました。

 

・子どもは権利の主体である、子どもの意見を聞くことが大切、ということを深く理解することができました。日常では考える機会が少ないので本を読む機会、甲斐田先生から直接お話を聞くことができて本当によかったです。教育の場で子どもの権利について学ぶ機会がもっと増えて欲しいと思いました。

 

・子どもの権利を守る上で何が大切か、私たちはどのような存在になることが大切かについて考えることができた。

 

・話を聞く中で自分たち団体のことと照らし合わせて考えることができる内容だった。子どもを無理に保護するのではなく、子どもが自らの意思を主張できる機会を提供することが私たちの役目だと学んだ。また、世間の人に子どもの権利について訴えかけることも重要だと思った。

 

・私自身子どもの権利というものを知らなかったので本を読んでとても衝撃を受けた内容が多かったし、その作者である甲斐田さんのお話が聞けて嬉しかったです。これまで自分が所属する子供と関わる団体で活動したり本を読んだりボランティアをしたりする中で1番学校の先生にこういう出来事を知って欲しいという思いが強かったのですが、広島の教育学部の生徒さんのお話を聞いてすごくショックを受けました。それと同時にもっと多くの人に子どもの権利について、今のこの世界や日本の状況について知って欲しいと感じました。私は本を読んだ後いっぱいいっぱいになってしまって自分には何もできないのではないかと思ったけど、最後に「あなたは悪くないんだよ」と声をかけてあげることから始めることができるというのを知ってとても心が軽くなったし、自分の団体でも生活の中でもできることはたくさんあるし1人でやる必要はないんだなと感じました。とても貴重なお話ありがとうございました。

 

・甲斐田さんのお話を聞いて、まず当事者である子どもの意見をよく聞くということがとても大切だと感じました。それには子どもが自由に意見を言いやすい環境をつくることが必要であるし、子どもの意見を聞きながら進めていくことをしていきたいです。大人の勝手な判断で子どもの自由を奪ってはいけないし、大人は子どもとよりよい社会を共に作っていく同士として接することが大切だと思いました。まずは知識がないと権利を主張することも守ることもしにくいと思うので、子どもの権利を広める活動というのはとても大切だと思いました。数学や国語のような勉強だけではなく、こういった生きるための勉強も学校できちんとする必要があると思いました。今後子どもの権利が守られる社会になるように自分たちができることを最大限していこうと思いました。

 

・まずは読書した本の理解が深まった。甲斐田さんのお話に「エンパワメント」や「エンパワー」という言葉がたくさん登場して、YEC(若者エンパワメント委員会というサークル)の活動と「子どもの権利」が密接に関連していることが実感できた。時間も1時間15分ほどでちょうどいい長さだった。

 

・国だけではなく、社会全体が子どもの権利を守る意識を持つことが大事だと思いました。特に知識を持つだけと意識を持つことの違いが大きいということもわかりました。事前にした質問や、感想に対するフィードバックをもらえたことも嬉しかったです。

 

・「もっと早く知りたかった。」これが、正直な感想です。私たちは普段、権利を意識して生活していません。だから、大人より知識がない子どもは、自分たちに権利があることを知らないで当然だと思います。でも実際は、大人も子どもも関係なく、誰一人として欠けることなく、一人一人の意思が尊重されるべきなんですよね。そのことを、子どもの権利アプローチは私たちに教えてくれると思います。これがもっと社会に広まればいいなあと思うと同時に、私自身が、広める一員でありたいと思う気持ちが強まりました。甲斐田先生、本当にどうも、ありがとうございました。

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2021年10月11日

 

こんにちは!

シーライツインターンの福田利紗です。

 

昨年、甲斐田万智子代表理事が静岡県で活動する大学生を対象に「子どもの権利アプローチ」についてお話をさせていただきました。

勉強会にさきだち、シーライツが編集した著書『世界中の子どもの権利をまもる30の方法』(合同出版)(以下にある、写真の本)を読んでもらい、その感想を発表してもらいました。

それをふまえた勉強会のあとに寄せていただいた感想が素晴らしかったので、学生さんたちの許可を得てシェアさせていただきます。

 

また、当イベントを運営した「ファシリテーション同好会」という学生団体が、当イベントの内容(p9,10)も含んだ冊子を作成したのでよかったらこちらもご覧ください。

当日のイベントの様子がより伝わったら嬉しいです。

大学生が考えた大学生のための ファシリテーションガイド

 

 

 

 

1、本の感想

『12月13日(日)子ども・若者を対象とする団体で子どもの権利について学ぼう』

子どもの権利を守る30の方法 参加者 感想・質問

 

【感想】

・子どもの口から、大切なものとして権利という言葉が出ることにとても衝撃を受けました。日本では人身売買なども少ないため権利の重要性や今の生活のありがたさを実感できる機会はとても少ないです。しかし少し外に目を向けるだけでこれだけの幼い子どもが辛い経験をしているのだと、本を読んで強く実感しました。世界中の子供が幸せに生きることのできる世界になって欲しいと強く思いました。

 

・世界における女児に対する不当な扱いについては知っていたが、結婚持参金の存在には驚いた。子どもの権利条約は「すべての子ども」と規定している以上、このような慣習、生活様式に対しても深くメスを入れていく使命があることがわかった。

 

・「子どもの権利条約」と聞くと、世界中の貧しい子供たちの姿を想像していたが、日本における子供たちの現状や課題に関する内容もたくさんあった。子どもの権利が世界共通の考え方であることを実感した。

 

・すごく身近で見落としている部分に気づいた。例えば東日本大震災でショックを受けた子供たちのこと。あの震災は自分の中ではなんとなく記憶の中で風化していたが、当事者の子供たちにとっては今も消えない大きな傷だとわかった。またLGBTのこと。考えて見れば格率上は確実に出会っているはずなのに、自分の身近には一人もLGBTの知り合いがいない。つまり多くの人がその個性を隠して、もしかしてそれに苦しんで生きているのだと気づいた。

 

・私の所属する「YEC」(若者エンパワメント委員会というサークル)では、若者の余暇活動支援、つまりは若者の社会における権利を守る活動をしているが、「権利」という言葉を使っていても、それはあくまで「平等」を訴えるものだった。しかし今回この著書を読んで、中高生世代の若者を考えるときに、平等だけではなく、それに加えて「子どもの権利」という観点で考えるべきだということを思った。

 

・この本を読んで1番驚いたのは日本でも子供の権利が守られていないということです。題を見て、日本でそんなことないでしょと正直思いましたが、自分の身の回りに起きていたことが多く当てはまってこれが子供の権利になるんだということに驚きました。例えば外国から来た子どもは日本での生活や学校に馴染むことが難しく、また私たちはその対策が十分できていないということや、LGBTの方たちへ向けてしまう偏見の目など、私も一度体験したことのある内容があって人ごとじゃないんだなと感じました。子どもの権利が守られる、子どもたちが自分には守られるべき権利があることを知っている世界を作るには、きっと大きくなくても小さな輪が世界中にたくさんあればいいんだろうなと感じました。

 

・子どもの権利条約については小児看護の講義で学んだことがあったが、ひとつひとつに焦点をあてて考える機会は初めてだったので本を読みながら子どもの権利について色々なことを考えることができた。特に外国にルーツをもつ子どもたちの権利侵害の具体例(タンちゃんの話)に共感を感じた。

 

・先進国であったり憲法の存在だったりで日本は人権の保証をしているようなイメージだったが、実際にはまだまだ子どもの人権保証は発展途上であるのだと感じた。

 

・すごく考えさせられたり、心が苦しくなる話がたくさんありました。私の団体はカンボジアの児童に支援していますが、日本国内も深刻な状況であることに変わりはないと思いました。どこかで「子どもは何もできないから大人が決めるのではなく、子どもも1人の人間として権利を持っているから尊重する必要がある」といったような内容が書かれていて、なぜかハッとさせられました。

 

・世界中で守られていない子どもの権利がたくさんあるのだと思いました。何となく聞いたことがあるが、詳しくは知らないという内容のものが多かったです。ただ単に、こういう権利があるというだけではイメージを持ちにくいので、実例をたくさん知ることができたので良かったです。様々な場面で、子供の権利は粗末にされているのだと思いました。そして、子どもの権利を守ろうという動きの起こりだした時期が思っていたよりも最近だったことに対しても驚きました。

 

・また、SDGsと聞くと環境面での印象が強かったのですが、子どもの権利とも深く関わっているのだと思いました。私はどちらかというと、「企業のSDGsに対する取り組み」という場面でSDGsというものを聞いていました。中には、SDGsとして掲げていることと事業内容が矛盾しているようなものもあったので、正直あまり関心がなかったのですが、この本を読んで、SDGsの考え方がとても大切なのだと思いました。最後に、私は、日本の「男はこうあるべき、女はこうあるべき」という考え方はあまり好きではありません。世界的に見て、日本は権利を守られている方だと思っていたのですが、予想以上に国内でも問題のある事例がたくさんありました。習慣や文化、固定概念などにとらわれずに、一人ひとりが権利について考える必要があると思いました。

 

・子どもの権利条約は自分が思っていた以上にたくさんの種類があって驚きました。問題のなさそうに思っても、実は子どもの権利が守られていない場面は多くあるのではないかと思いました。子どもは周りの大人や環境に影響されやすいので、周りの大人が子どもを守っていくことが大切だと思いました。子どもは自由に自分の意見を表明する権利があるというのが印象に残りました。特に日本は子どもが発言しても、子どもだからや聞いてもらえなかったり、結局は大人が意見を出して決めることが多いように思います。子どもが大人に支配されないように、子どもが大人に対して萎縮し自分の言いたいことが言えない状況にならないように子どもを守っていく必要があると思いました。また、子どもの権利条約を守るためには親だけでなく、多くの人の協力と理解が必要だと思うので多くの人が理解して一緒に子どもを育てていくことが必要だと感じました。

 

・子どもの権利を守るということはこんなに守られておらず大変な事なんだというのを感じた。本を読んでいて一度は遭遇したことのあるシチュエーションが多かった。これって子どもの権利が守られてないことに値するんだ…と発見もあった。さらに途上国だけでなく日本にもまだまだその問題はある。私は日本にも目を向けて、子どもたちと向き合いたいとおもう。本の中では、問題だけでなく、何ができるか考えてみようという項目があることで、問題を他人事として考えるのではなく自分にもできることがあるということを強く感じられた。1歩を踏み出したくなるような本だった。

 

・子どもの権利が改めて見直されるようになるなかで、私たちには何ができるか、どこから見ていけばよいのかということが、様々な国の子どもたちの事例や具体的な内容からわかりました。子どもは保護する対象ではなく、権利を持つ主体であるという記述が、子どもに対する概念を明確にしてくれ、とても印象的でした。

 

・子どもの権利条約で世界を変える(3章)のコルチャック先生の話についてです。前に大学の授業でコルチャック先生の映画を見たことがあったので、それを思い出しました。子どもの権利条約の原案はコルチャック先生の思想が反映されているということで、先人のなかでそういう考えを持ってる人がいたことに感度しました。

発展途上国向けの条約だと思っている人が多いと感じます。私もその1人でした。日本だと差別されていないように感じますが、この本を読んで先進国・途上国関係なく守るべき内容だと再認識しました。

子どもを保護の対象とする考えではなく、子どもを独立した人格と尊厳を持つ権利の主体というところで、子どもを一人一人の個人として大切にされる存在だと改めて感じました。

大人の視点で子どものためにいいことをしているつもりになっているという部分は色んなとこで起こっていることだと思いました。大人が子どものためにやっているつもりでも、それは子どもの視点ではないため、子どもの意見をしっかり聞くことこそが、子どもの人格を尊重するうえで大切だと思いました。

個人通報制度を始めて知りました。日本でもこの制度が実現できれば、多くの子どもたちを救うことができるのではないかと思いました。

義務教育は、子どもが学校に行く義務ではなく、大人が子どもに普通教育を受けさせる義務だと初めて知りました。わたし自身、小学生のときになんとなく学校行きたくなくて、お腹痛いと嘘をついて休ませてもらったときがあります。しかし、嘘がバレて、祖母に「学校は行くことに意味がある」と強く言われ叱られました。そのとき、変な気分になったことを今でも覚えています。しかしこれを読んで、学校に行かない権利もあることを知り、あのときの私がこの権利を知っていたら、祖母に言い返せていたのかなとも思いました。

子どもの権利を保障するためには、大人の支援も絶対必要であるため、「子どもに優しい街にするためにはすべての人にとって優しい街になる」ということに共感しました。

障がい者=いつも手助けが必要だという誤解のところで、障がいがあるからと言って、守られる存在として見てしまうけど、守らなくてもできる部分がたくさんあると思います。

私は子どもと遊ぶアルバイトをしています。ある時、全盲の男の子が来て、どう接していいのかわからなかったときがありました。その時、迷路の遊びをやりたいとその男の子が言っていたのですが、私は危険ばかり意識し「ちょっと待ってね」とはぐらかしてしまいました。でも、実際に一緒になって迷路遊びをやってみたら、ふつうに楽しんでいて、つきっきりで手助けをする必要はなく、障害者=守られるべき存在とだけ見るのは間違いだと気づいた瞬間でした。

男女に関する日本固有の考え方について、ジェンダーについて大学の授業で学びました。今、就活をしていて、将来のことをたくさん考えるのですが、男女平等に関する法律が不十分だと常に感じます。

南アジアでの女の子の存在が重荷として捉えられていることを知って、女性に対する差別が国よって差があることが分かりました。

少年犯罪のところで、少年犯罪をする子=悪い子というイメージが昔あったけれど、犯罪に至るまではさまざまな背景があることを知りました。家庭環境はダイレクトに子どもが感じやすい場所で、大人の家庭環境の支援も大切だと思いました。

 

・子どもの権利が侵害されているのは遠くの国の話だけだと思っていましたが、本を通じて自分自身の権利も侵害されていたことがわかりました。本の構成的にも、最初は世界で子どもの権利が侵害されているで始まっていて、最後には「どんな子どもも「つまずき」から立ち直る権利があります」で終わっていることから、最終的に自分ごととして子どもの権利を考えられる内容だと感じました。

私自身、これまではカンボジアの児童買春問題に取り組む団体に所属しており、ひたすらカンボジアの子どもの権利が侵害されている問題を考えてきた3年間でした。本を読みながら、子どもだった頃の自分を思い出しました。

私は三姉妹の三女なので、お姉ちゃんたちよりもできないことが多く、よく父に怒鳴られたり、暴力振るわれたり、家から出されたり、結構ありました。そのときは、怖かったし、父以外に私の父はいないから、こんなことをされても父を愛するしか分かりませんでした。しかし、今はひどいことをされていたことが分かるし、当時の私が子どもの権利を知っていたら父にどんなことを言えていたのか、父がどんな風に見えていたのか、と考えました。

最近まではそれがトラウマで、父に何話すのもずっと怖かったけど、最近は徐々にトラウマを克服しながら、父と対等に話せるようになりつつあります。でも、まだ怖いです。泣きたくなる時もあります。

でも、こうして父が暴力を振るってしまう背景を想像できるようになったのは、大学に入って勉強して考えられるようになったからです。その背景を考えられない人も当然いるだろうし、家族や父親のことで悩んでいたり、怖がっていたり、それが原因で学校に通えない子どもは全然世界だけでなくて、隣の家、自分の家でさえ起こっていたことだったと気づくことができました。子どもの権利条約は本当に身近な条約であり、誰もが関わる条約で、誰もが知っておくべき条約だと思いました。

 

・私は大学に入り、静岡学生NGOあおい(サークル)でカンボジアの子どもたちに対する児童買春をなくそうという活動に参加して、初めて子どもの権利条約というものを知りました。それから現在まで、団体での活動をしていく中で、子どもの権利条約が軸となる大切なものとして自分のなかに浸透してきたと思います。

私が活動を始めたのは18歳のとき、つまり、子どもの権利条約では子どもとは定義されていない年齢です。子どもの権利について勉強していて日々感じるのは、私の17歳までの人生で、子どもの権利を、自分には権利がある、自分自身が権利の主体なんだということを知ることができていたなら…、ということです。

自分と重ねながら『世界中の子どもの権利をまもる30の方法』を読み進めました。

フリースクールの存在や「不登校の子どもの権利宣言」を見て、子どもには教育を受ける権利がある、でも義務じゃないということを改めて実感しました。遊びの中で学ぶこともある、どこでどのように学ぶかは子どもたち自身が決めていい。でも、実際、日本で義務教育の過程にいる子どもたちがそのように感じるのは本当に難しいことです。私の周りにも、小学生、あるいは幼稚園生でも、家族や周りの人にサポートしてもらいながら、自分がどんな環境で、どのように学ぶかということを自分自身で決めている子どもたちがいますし、フリースクールや私立など選択肢が広がっているのは良いことだと思います。

しかし、日本では、生まれた環境によって子どもが選ぶことができる選択肢は大きく左右されてしまうのが現状です。やはり、公教育の制度や質を向上させていくことが最も重要であると思います。国の方針や、法律、制度を変えていくことは時間がかかるけれどやっていかなければならないことです。カンボジアでの活動で分かったことのひとつでもありますが、この社会で生きる市民である子どもたちやその家族が、自分の権利を行使していくためのサポートと、政府と協力して社会の仕組みをつくり変えていくことの両方が必要であると思います。

本の中では、子どもの権利が侵害されている様々な状況、一方で子どもの権利を守る活動、子どもたち自身が権利を行使していく様子が紹介されています。

読み進めるなかで、自分が子ども時代に置かれてきた環境や、様々な場面が思い出され、その当時の自分が社会に対して感じていた感情は真っ当なものだったと改めて思いました。

あの時、子どもの権利を知ることができていたら…、もっと違う道を選べていたかもしれないと悔やまれることもあります。しかし、私が生きられるのは今だけです。だから、少しでも多くの子どもたちが、自分自身が権利の主体であり、この社会をつくるメンバーの一員であると、自分の言葉や行動には力があるんだと感じられるような活動をしていきたいと強く思います。過去は変えられないけれど、未来は私たち自身の手でつくっていくことができる。今なら、そう思うことができます。

 

【質問】

・世界中の子供たちのために、学生の私たちにできることはなにかありますか?

・甲斐田さんが特に気になっている、コロナ禍の日本における、子供たちを取り巻く状況の変化はなんですか?

・日本とカンボジアなどの国では子どもたちの人権が守られていない差は大きいと感じますか?

・この活動を始めたきっかけは何ですか?

・微力な私たちが学生として子どもたちの権利をまもるためにはどのような行動をおこせばいいのでしょうか?

・この本では子どもに自ら体験したことを話してもらっているシーンがよく書かれていますが、どうやってその子に知り合い、また辛い過去を打ち明けてもらったのですか?

・人身売買と児童労働の話を読んで思い出したのですが、「児童労働が良くないということで、それを一斉に止めたら人身売買が増えてしまった」という事例があると聞いたことがあります。その時に、それらの問題への対処の仕方がとても難しいと感じたのですが、良いアプローチの仕方はあるのでしょうか?

・15番に日本政府は国連・子どもの権利委員会からの提案をなかなか活かそうとしないという記述があったのですが、その理由はあるのでしょうか?

・子どもの権利条約をつくるとき子どもの意見は取り入れたのか、どうやって決めたのですか?

・なぜ児童虐待の件数が増えているのですか?

・子どもの権利を広める活動は具体的にどういった活動をしているのですか?

・子どもの権利が侵害されていると感じた時にどこに言えばいいですか?

・甲斐田さんの目から見て、日本の子どもの権利の侵害はどのように変化してきたと思いますか?

・監修される中で、言葉選びや表現の仕方で、特に気をつけたことはありますか?

 

 

2、勉強会の感想

甲斐田万智子代表理事「子どもの権利アプローチや意義について」講義 参加者感想

 

・甲斐田さんのお話を聞いて、権利は人間が当たり前に持っているもののはずなのに、子どもたちは、権利は欲求してはいけないものだと思ってしまう空気感が、この社会にあると感じました。まず子どもたちが、自身の権利についてしっかり知る機会が与えられていないことが問題だと思います。私自身、甲斐田先生の本を読む中で、「この権利を持っていたんだ」と気づかされることが多々ありました。当時の私が知っていたらどうなっていたんだろうと想像しました。きっと、自分が権利を持っていることを知らずに苦しんでいる子どもたちは、今もたくさんいると思います。だからこそ、子どもたちが意見を言えるような安心できる場をつくることが大切だと思いました。

 

・子どもの権利を守るとはどういうことか、特に権利という概念が浸透していない日本では、子どもたちに対して、大人としてどう対応すればいいのかということを、深く考えさせられました。また、子どもたちの参加する権利が保証されていない今を変えるためには、子どもをエンパワーするだけでなく、大人も考え方などを変えなくてはならないなと思いました。

 

・すごくためになりました、特に甲斐田さんの話は自分のサークルのやってる事とマッチしていたように感じて、非常に勉強になりました。

 

・子どもは権利の主体である、子どもの意見を聞くことが大切、ということを深く理解することができました。日常では考える機会が少ないので本を読む機会、甲斐田先生から直接お話を聞くことができて本当によかったです。教育の場で子どもの権利について学ぶ機会がもっと増えて欲しいと思いました。

 

・子どもの権利を守る上で何が大切か、私たちはどのような存在になることが大切かについて考えることができた。

 

・話を聞く中で自分たち団体のことと照らし合わせて考えることができる内容だった。子どもを無理に保護するのではなく、子どもが自らの意思を主張できる機会を提供することが私たちの役目だと学んだ。また、世間の人に子どもの権利について訴えかけることも重要だと思った。

 

・私自身子どもの権利というものを知らなかったので本を読んでとても衝撃を受けた内容が多かったし、その作者である甲斐田さんのお話が聞けて嬉しかったです。これまで自分が所属する子供と関わる団体で活動したり本を読んだりボランティアをしたりする中で1番学校の先生にこういう出来事を知って欲しいという思いが強かったのですが、広島の教育学部の生徒さんのお話を聞いてすごくショックを受けました。それと同時にもっと多くの人に子どもの権利について、今のこの世界や日本の状況について知って欲しいと感じました。私は本を読んだ後いっぱいいっぱいになってしまって自分には何もできないのではないかと思ったけど、最後に「あなたは悪くないんだよ」と声をかけてあげることから始めることができるというのを知ってとても心が軽くなったし、自分の団体でも生活の中でもできることはたくさんあるし1人でやる必要はないんだなと感じました。とても貴重なお話ありがとうございました。

 

・甲斐田さんのお話を聞いて、まず当事者である子どもの意見をよく聞くということがとても大切だと感じました。それには子どもが自由に意見を言いやすい環境をつくることが必要であるし、子どもの意見を聞きながら進めていくことをしていきたいです。大人の勝手な判断で子どもの自由を奪ってはいけないし、大人は子どもとよりよい社会を共に作っていく同士として接することが大切だと思いました。まずは知識がないと権利を主張することも守ることもしにくいと思うので、子どもの権利を広める活動というのはとても大切だと思いました。数学や国語のような勉強だけではなく、こういった生きるための勉強も学校できちんとする必要があると思いました。今後子どもの権利が守られる社会になるように自分たちができることを最大限していこうと思いました。

 

・まずは読書した本の理解が深まった。甲斐田さんのお話に「エンパワメント」や「エンパワー」という言葉がたくさん登場して、YEC(若者エンパワメント委員会というサークル)の活動と「子どもの権利」が密接に関連していることが実感できた。時間も1時間15分ほどでちょうどいい長さだった。

 

・国だけではなく、社会全体が子どもの権利を守る意識を持つことが大事だと思いました。特に知識を持つだけと意識を持つことの違いが大きいということもわかりました。事前にした質問や、感想に対するフィードバックをもらえたことも嬉しかったです。

 

・「もっと早く知りたかった。」これが、正直な感想です。私たちは普段、権利を意識して生活していません。だから、大人より知識がない子どもは、自分たちに権利があることを知らないで当然だと思います。でも実際は、大人も子どもも関係なく、誰一人として欠けることなく、一人一人の意思が尊重されるべきなんですよね。そのことを、子どもの権利アプローチは私たちに教えてくれると思います。これがもっと社会に広まればいいなあと思うと同時に、私自身が、広める一員でありたいと思う気持ちが強まりました。甲斐田先生、本当にどうも、ありがとうございました。

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