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カンボジア◆スタディツアー報告 3日目

報告

2016年02月14日

 

カンボジア◆スタディツアー報告 3日目

午前中はシーライツのコミュニティセンターへ行き、ピア・エデュケーターたちの白熱したディベートを見学しました!

お題は『子どもの権利vs経済的な利益』

「経済的に豊かでないと、権利を知る機会すらない」「権利だけ持っていても、それを行使する経済力が無いと意味がない!」と主張する経済力チームと、 「権利はどんなに貧しい人でも、誰でも生まれたときから持っている大切なもの」「働く権利がないと、お金を稼ぐことはできない!」と言い返す権利派チーム。

ピア・エデュケーターが交代でディベートを披露しました

机をばんっと叩き、相手の目をしっかりと見つめて力強く議論しあう子どもたちの迫力に圧倒されました。

お昼はお寺の広場で子どもたちと日本のカレーを作りました!!

日本のカレーを食べたい!という子どもたちからの熱烈なリクエストです。

カレーの材料の刻み方を説明

カンボジアの野菜や巨大なかたまり肉を切り、炎天下の中、見たことのない大きな鍋でぐつぐつぐつぐつ…
子どもたちは率先して野菜を切ったり、交代で鍋をかき混ぜたり(私たちの言葉を真似して「かきまぜる~!」と叫びながら)、 初めは予想以上の人数に戸惑いましたが、なんとか皆で協力してカレーを作ることが出来ました(*^^*)

みんなで力を合わせてカレーづくり

子どもたちはカレーの上からナンプラーをかけて食べていました。

午後は子どもクラブを訪問しました。

アシスタントスタッフのティダが、「自然の薔薇と造花の薔薇」絵本を読み聞かせていました。

プラスチックは土に戻らないからきちんと分別してゴミ箱に捨てること、 植物の世話をきちんとすること、ものを大切にすること、というメッセージを伝えるストーリー。

読み聞かせの様子を見学

読み聞かせの後は参加者の皆さんによるワークショップ!

ツアーが始まって2回目の参加者による子どもたちへのワークショップ

「綺麗な教室と、ゴミの落ちている汚い教室と、どっちで勉強したい?」という問いかけには、 全員が声を揃えて「綺麗な教室!!!!」
しかし、最後のおやつタイムでは早速お菓子の包み紙を地面に捨てている子どもが。
やれやれ、と拾い集めていると、それに気がついたピア・エデュケーターを中心とした高学年の子どもたちがゴミを集めてくれました。

子どもたちには、こんな風にお兄さん、お姉さんの立派な姿をどんどん真似してもらいたいですね。

プレイロバ村の子どもクラブの子どもたちと記念写真

昨日に引き続き訪問2日目ということで、参加者の皆さんのまわりにはジェスチャーやクメール語、日本語で会話したり、スタッフのブントゥーンのスマートフォンを借りて写真を撮ってもらったりする子どもたちの姿がありました。

あっという間の2日間でしたが、全身で子どもたちのエネルギーを受け、へとへと…と思いきや、皆さんとっても元気です。

夕食時の1枚

明日はプノンペンで、カンボジアのパートナーNGOを訪問します。

カンボジア◆スタディツアー報告 1・2日目

カンボジア◆スタディツアー報告 4日目

カンボジア◆スタディツアー報告 5日目

カンボジア◆スタディツアー報告 6日目

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。