プロジェクト

子どもの権利に基づくアプローチ

『子どもの権利に基づくアプローチ』(チャイルド・ライツ・ベース・アプローチ)とは

子どもは権利の主体・社会の担い手であり、子どもへの権利教育の実施と子どもの社会参加の機会を保障していくこと、義務・責任を負うのは、親、地域住民、自治体、政府であり、彼・彼女らが自分たちや仲間の権利を守る力をつけられるようにしていくこと、を目的としています。

『ニーズに基づくアプローチ』(ニーズ・ベース・アプローチ)との違い

『ニーズに基づくアプローチ』は、援助活動の対象は子どもであり、子どもは受け身の受益者である、という前提に立っています。
一方で、『子どもの権利に基づくアプローチ』は、活動の対象は子どもだけでなくすべての人々であり、子どもの権利を守るのはすべての人々の責任であると考えます。

おとなや社会がしなければいけないこと

親や地域住民の「責務」は、

・子どもを尊重すること(自らが子どもに害を与えない)
・子どもを守ること(他人が子どもに害を与えることを防ぐ)
・まわりの人をファシリテートすること(子どもにかかわる人が子どもの権利を実現できるようにサポートする)
・子どもの権利を実現すること(権利が実現するようにアクションを起こす)

の4つです。

そして、子どもの権利を守る仕組みがつくられることが最も大切なことの1つだと考えています。したがって、自治体や政府に対して子どもの権利が守られるようにはたらきかけることも重要だと考えています。

チャイルド・ライツ・ベース・アプローチに関する資料はこちら

子どもの権利についての研修や人身売買・児童労働に関する子ども向けの啓発に必要な文房具を配布することができます。

童話や物語の本を5冊購入し、本が傷まないように補強してから図書室に届けることができます。

村の清掃と衛生について学ぶ「ゴミ拾いキャンペーン」を1回開催することができます。